過去ログ - スターク「完現術…?」
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40:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2013/11/23(土) 01:11:03.61 ID:EI3jhOZf0
____ゲーム空間内____



スターク「ここは?」


雪緒「僕の完現術の能力で作った空間さ、護挺十三隊の隊長には負けたけど」


スターク「…ここで何を?」


雪緒「完現術を覚えて欲しくてね」


スターク「何故?」


雪緒「僕だけじゃニューヨークの虚を退治出来ないから。本業もあるから、なかなか人手が足りないんだよね」


スターク「…さっきので借りは返しただろ」


雪緒「そうさ、だからこれは新しい契約の提案さ」


雪緒「改めてお願いしたい。虚退治に協力してくれ」ペコリ


スターク「………」


スターク(こんな提案をされるとは、思ってもみなかったな)


スターク「あー、そうだな」


スターク「分かってんだろうけど、俺は虚だぞ。そんな俺がどうして虚を退治しなきゃならねーんだ?」


スターク「それともう一つ、俺が完現術を覚える必要はあるのか?」


雪緒「そうだね…」ゲーム起動


___スタークの眼前に、小さな部屋が無数に現れる__



スターク「!!」


スターク(すげーな、これ)


雪緒「完現術は、虚が僕たち人間を襲った痕跡みたいなもんなんだ」


雪緒「虚が人間を襲い、その影響が母体に及ぶと、完現術を持った子供が生まれる。その子供たちは、ほとんどがその力がなんだか分からずに歪んでいくんだ。これも、発端は全部虚さ」


スターク「………」


雪緒「完現術を覚えて欲しいのは、身体の負担が普通に戦うよりも軽いから」


雪緒「それと、もう虚による被害を増やしたくないんだよ」


スターク「……」


雪緒「だから、君みたいな力をもった存在が必要なんだ」



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