過去ログ - 「1-Cの白坂さん」
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41: ◆pdkDwyOMVs[saga]
2013/11/24(日) 08:35:55.08 ID:awY+qwsco
5.
…油断していた。

そういえば、こういう子だった。
霊が見えたり、パンクなコーデが得意だったり、
以下略



42: ◆pdkDwyOMVs[saga]
2013/11/24(日) 08:40:44.30 ID:awY+qwsco
――「凸凹コンビは今度の海企画、参加するの?」

終業式の日、クラスでは夏休みの話題で大盛り上がりだった。

どうも、委員長の親族が海の家を経営しているらしく、
以下略



43: ◆pdkDwyOMVs[saga]
2013/11/24(日) 08:41:50.01 ID:awY+qwsco
「私は行くよ―。小梅、どうする?」
「◯◯ちゃんがいくなら…お母さんに、相談、してみるね」
「だって―。うちの親、車出ししてくれるかも」

私と小梅の組み合わせは、
以下略



44: ◆pdkDwyOMVs[saga]
2013/11/24(日) 08:42:47.31 ID:awY+qwsco
とにかく、海へのワクワクはあったが、
それ以上に私は放課後が来るのをうずうずしながら待っていた。

家に帰って支度したら、小梅の家で夜通し映画を見るのだ。

以下略



45: ◆pdkDwyOMVs[saga]
2013/11/24(日) 08:45:00.15 ID:awY+qwsco
小梅のおばさんは、意外と柔和な人だった。
「いつも小梅と一緒に居てくれてありがとうございます」
と言われた時には、
一瞬とはいえ虐待を疑ったことがあったのを思い出して申し訳ない気持ちになった。

以下略



46: ◆pdkDwyOMVs[saga]
2013/11/24(日) 08:46:14.15 ID:awY+qwsco
などと和気藹々としゃべっていると、準備が整ったらしく、
小梅が部屋から出てきた。

晩御飯を頂いて、寝る準備を整えてから小梅オススメの映画を
夜更かしできるギリギリまで見る。
以下略



47: ◆pdkDwyOMVs[saga]
2013/11/24(日) 08:47:23.56 ID:awY+qwsco
「それで、何を見るの?」
「ひ、秘密…… 見てのお楽しみかな、えへ」

どうやら内容には自信があるようなので、何も疑わず従うことにする。

以下略



48: ◆pdkDwyOMVs[saga]
2013/11/24(日) 08:48:31.04 ID:awY+qwsco
などと呑気な事を考えつつ、
2人とも見やすいようにと小梅を膝の上に抱え込む形で座り、
タオルケットをかけた。

冷え性なのか小梅は体温が低めで、ひんやりとして気持ちいい。
以下略



49: ◆pdkDwyOMVs[saga]
2013/11/24(日) 08:50:11.94 ID:awY+qwsco
飛び散る血。

這いまわる異形。

スプラッター耐性がないわけではないけれど、
以下略



50: ◆pdkDwyOMVs[saga]
2013/11/24(日) 08:51:56.13 ID:awY+qwsco
エンドロール。
やっと一本目が終わった。
そう、まだ一本目だ。
夜はまだまだ浅い。

以下略



51:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/11/24(日) 10:32:20.85 ID:JqTltKl2o
かわいらしいのう
涼さんやキャプテン的な子なんだろうな。いう


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