過去ログ - 「1-Cの白坂さん」
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9: ◆pdkDwyOMVs[saga]
2013/11/23(土) 03:45:10.63 ID:zdYFFzyGo
――「今度、どっかに遊びに行かない?」そう言い出したのは私だった。
クラス内で派閥ができつつある中、
私は所属しているバスケ部メンバーが中心のグループに顔を出しつつも、
基本的には休み時間は部屋の隅で小梅と食事したりキャイキャイしていた。
周囲の反応は怪訝だったが、放課後と休日はバスケ部を中心に生活が回っていたので、
私のこの行動は「気まぐれ」として何事も無く受け入れられている。
  
小梅はと言うと、オカルト部とやらに所属しているようで、放課後は部室へと一直線。
クラスでも少し浮いてはいたけれど、人を苛つかせるような子ではなかったし、
何より私が睨みを聞かせていたから、イジメなどはなく平和にぼっちを満喫しているようだった。
  
むしろ小梅には、何か不思議なオーラのようなものがあって、
そのため近寄りがたく見えているのかもしれない。
私はそれに『魅力』を感じているし、
小梅を独り占めして可愛がれる事に幸せを感じていたのだけれど。
  
とにかく、私は小梅を遊びに誘った。
学校内だけで仲良くしてるのはもったいないし、
もっと仲良くなりたかったから。――


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