31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/11/24(日) 00:06:43.34 ID:FowrHHv10
その頃、961プロでは、冬馬がウエイトルームに籠っている姿が見られた。
「ふっ、はっ」
「冬馬くん、そんなに必死になって、どうしちゃったの?」
「お前らも、あいつらのパフォーマンス、見ただろ?」
「……まあ、そりゃあね」
「けど、俺たちの敵じゃないって感じだったけど?」
翔太と北斗が、顎に手をやり、会話を合わせる。
「今はな」
そう言って、汗を垂れ流しながら、冬馬は腹筋をやめて、次にバーベル上げを始める。
「けど、あいつらは、持ってる……何がっていうのはよくわからないけど……俺にない何かを、持ってるんだ……」
それは、翔太と北斗も薄々感じていることだった。
「確かに、そうかもしれないけど……」
「それがどうしたの?」
「765プロ……おっさんの、言ってた、通りだぜ……一筋縄じゃ、いかねぇ……お前たちも、俺の足引っ張らないように、レッスン頼むぞ……?」
「うん、もちろんだよ。まだ、負けたくないし、アイドルたのしいからね」
「普通にいこう。美しく勝ち続けるのが、俺のやり方だ」
ジュピターも、今回の対決で、何かつかんだようである。
―END―
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