過去ログ - 苗木「キミの欲しいものって、何かな?」
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32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/11/23(土) 22:44:44.23 ID:uZGHtcm0o

苗木「もしかして、前に話してくれた"ランク"のこと?」

セレス「ええ。苗木君は、この学園で唯一のCランクの人間。わたくしのナイトとして頑張ればそれ以上も夢ではない、と……こんなことをお話したのは、後にも先にも苗木君だけですわ」

苗木「あれ?あの時は学園の外には他にもたくさんのナイトがいるって言ってなかったっけ?」

セレス「嘘ですわ」

苗木「嘘だったの!」

セレス「うふふ。ですから、わたくしは苗木君が欲しいのですわ。……わたくしの、セレスティア・ルーデンベルクの最初で最後のナイトとしての、苗木君が」

セレス「……改めて聞きますわ。苗木君、わたくしのナイトに……なって下さいますか?」

セレスは、右手を苗木の方へと差し出す。
その行為が意味することを、苗木は"幸運"にも知っていた。

苗木「……もちろん。セレスさん、ボクがキミを守るよ……何があっても」

誓約の言葉を口にしながら、苗木は両の手でセレスの手を握る。
包み込むように、優しく。

そして、手の甲にそっと唇を重ねた。


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