過去ログ - 上条「おまえは誰だ?」 カヲル「僕はカヲル。運命を仕組まれた子供さ」
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◆Sfw.BieP36
[saga]
2014/03/17(月) 21:14:37.42 ID:8jGy+N/t0
ミサト「状況は?」
マコト「A.T.フィールドです!」
シゲル「ターミナルドグマの結界周辺に先と同等のA.T.フィールドが発生。」
以下略
333
:
◆Sfw.BieP36
[saga]
2014/03/17(月) 21:15:17.71 ID:8jGy+N/t0
ミサト(結界の中にあの少年を送り込んだのね。でもどうして?)
あの少年に何かできることがあるのか、とミサトは考える。
何かできるのかもしれないと考えれば、あのとき弐号機ケージにいた理由もわかった気がする。
発令所にできることはもうなくなった今、ミサト達は事態の成り行きを見守ることぐらいしかできない。
以下略
334
:
◆Sfw.BieP36
[saga]
2014/03/17(月) 21:16:02.92 ID:8jGy+N/t0
その後ろで、ネルフ本部のツートップは沈黙している。
ゲンドウは相変わらず、両手を顔の前で組んだまま動かない。
冬月もゲンドウの隣で立ったままである。
以下略
335
:
◆Sfw.BieP36
[saga]
2014/03/17(月) 21:16:39.93 ID:8jGy+N/t0
ゲンドウ「あの少年?」
冬月「結界の中に入った少年だ」
ゲンドウ「中に入っても何もできん。状況は変わらない」
以下略
336
:
◆Sfw.BieP36
[saga]
2014/03/21(金) 12:27:09.61 ID:OVMgXicG0
ネルフ本部 ターミナルドグマ
カヲルは十字架に架けられたアダムと向かい合っていた。
20メートルは超える高さにある顔を、真正面から見つめている。
以下略
337
:
◆Sfw.BieP36
[saga]
2014/03/21(金) 12:27:55.42 ID:OVMgXicG0
カヲル「ん?」
その時、カヲルは動きを止める。
何かが違う気がしたのだ。
以下略
338
:
◆Sfw.BieP36
[saga]
2014/03/21(金) 12:28:39.60 ID:OVMgXicG0
カヲル「あのカヲルが言ってたことは、本当だったのか……」
カヲルは愕然とした。
カヲル「まるっきり信じてなかったんだけど、まさか本当だったとはね。僕としたことが……」
以下略
339
:
◆Sfw.BieP36
[saga]
2014/03/21(金) 12:29:15.34 ID:OVMgXicG0
???「ここにいたのか」
カヲルは下の方を見る。
十字架の足元に設けられたコンクリートの床。
そこに先ほど下したはずの上条が立っている。
以下略
340
:
◆Sfw.BieP36
[saga]
2014/03/21(金) 12:29:55.79 ID:OVMgXicG0
カヲル「別に、単なる気まぐれさ」
上条「……」
カヲル「サードインパクトを起こせればよかったからね。僕のその時の気分じゃない?」
以下略
341
:
◆Sfw.BieP36
[saga]
2014/03/21(金) 12:31:25.55 ID:OVMgXicG0
上条「なんだ?」
カヲル「僕を殺してくれないか?」
カヲルは上条に微笑みながら言った。
以下略
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