過去ログ - 上条「おまえは誰だ?」 カヲル「僕はカヲル。運命を仕組まれた子供さ」
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◆Sfw.BieP36
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2014/03/24(月) 19:36:22.04 ID:MFSMTPMm0
カヲル「僕の生きるもう一つの意味、それはね、彼だよ」
上条「……っは、彼……?」
カヲル「ゼーレはたぶんこれが目的だったんだよ。そうすれば、彼らの願いが叶う」
以下略
354
:
◆Sfw.BieP36
[saga]
2014/03/24(月) 19:37:02.66 ID:MFSMTPMm0
初号機がゆっくりとこちらに向けて歩いてくる。
頭部と胴体を貫かれた影響か、緩慢な動きで近づいてくる。
カヲルの目の前まで来ると、初号機は右手をカヲルに伸ばす。
死にかけの老人のように、覚束なく伸ばす右手にカヲルは逃げることもなく掴まれる。
以下略
355
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◆Sfw.BieP36
[saga]
2014/03/24(月) 19:37:40.11 ID:MFSMTPMm0
上条「シンジ! やめろ! 惑わされるな!」
上条が必死に叫ぶが初号機からは何の反応もない。
上条「シンジはそれでいいのか! 敵だからって、使徒だからって殺すことはないだろ!」
以下略
356
:
◆Sfw.BieP36
[saga]
2014/03/24(月) 19:38:42.29 ID:MFSMTPMm0
上条「ふざけんじゃねえ!」
上条は怒鳴る。
上条「お前は、カヲルのことを信じていたんじゃないのかよ! 使徒だからって理由でカヲルのことを憎むのかよ!」
以下略
357
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◆Sfw.BieP36
[saga]
2014/03/24(月) 19:39:14.40 ID:MFSMTPMm0
シンジ「上条さん……」
上条「だから、その手を離……」
その時、上条の胸元に衝撃が走った。
以下略
358
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◆Sfw.BieP36
[saga]
2014/03/24(月) 19:39:58.46 ID:MFSMTPMm0
カヲル「ありがとう、上条君」
カヲルは目線を初号機に合わせたまま話す。
カヲル「君のおかげで、最高の舞台が整ったよ」
以下略
359
:
◆Sfw.BieP36
[saga]
2014/03/24(月) 19:41:12.12 ID:MFSMTPMm0
シンジ「う……、う、うう……」
シンジの心理状態は考えるまでもない。
目の前で、自分の知り合いが、殺されようとしている。
自分が憎む相手によって。
以下略
360
:
◆Sfw.BieP36
[saga]
2014/03/24(月) 19:42:07.38 ID:MFSMTPMm0
以下略
361
:
◆Sfw.BieP36
[saga]
2014/03/27(木) 17:57:24.53 ID:KvL18XR40
アスカは弐号機に乗って、ターミナルドグマに急いでいた。
弐号機ケージにたどり着いた後、驚くミサト達を尻目に弐号機に搭乗し、メインシャフトを降下していた。
さっきまでは、カヲルの結界に阻まれて足止めされていたのだが、突然結界が消失したのだ。
以下略
362
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◆Sfw.BieP36
[saga]
2014/03/27(木) 17:57:59.59 ID:KvL18XR40
御坂「大丈夫、平気よ」
一見、涼しい顔で返事をする美琴の顔には、不安の表情が見え隠れする。
御坂の脳裏に、さっきのケージの様子が浮かぶ。
以下略
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