879: ◆Bx6uWLD0Vk[saga]
2014/08/17(日) 23:57:21.56 ID:4ztOao3H0
亜美「あげちゃったの?」
雪歩「うん。どうせ私一人じゃ食べきれないし……それに」
亜美「それに?」
雪歩「多分、プロデューサーは四条さんに渡して欲しかったんだと思うんだ」
亜美「あー……言われてみれば。それで、お弁当はどうしたの?」
雪歩「私が預かったよ。一応、プロデューサーは私にくれた訳だし」
亜美「で、洗ってから返したと?」
雪歩「うん」
亜美「……それだけ?」
雪歩「それだけって?」
亜美「ほら、何かもっと面白い事あったりしないの?」
雪歩「うーん、面白いかどうかは分からないけど……」
亜美「うんうん」
雪歩「お弁当の包みに、見憶えのない紙が挟まっててね」
亜美「紙?」
雪歩「うん。で、不思議に思って開いてみたら、中に――」
『真、美味しゅうございました。萩原雪歩より』
雪歩「って、物凄く達筆な字で書かれてたの」
亜美「お姫ちん、そこは誤魔化さなくてもいいんじゃないの……」
亜美「というか、ゆきぴょんはそれも兄ちゃんに渡したの?」
雪歩「渡したよ?」
亜美「どうだった?」
雪歩「ちょっとにやけてた……かな?」
亜美「……めんどくさいね、二人とも」
雪歩「それで仲直りできたみたいだし、私は気にしてないよ」
亜美(面倒見いいなぁ……)
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