961: ◆Bx6uWLD0Vk[saga]
2014/12/07(日) 16:54:17.34 ID:NUpEleBB0
【春香とプロデューサー】
春香「プロデューサーさん、どうでした?」
P「ん……春香か。端的に言うと……嫌、だそうだ」
春香「えぇっ!?何でですか!?」
P「分からん……『自分にはまだ早い』とか言っていたが……」
春香「うーん、響ちゃんってお菓子も作れたような……気のせいだったかな?」
P「俺もそう思っていたのだが……変なところで謙虚な奴だ」
春香「他には何か言ってなかったんですか?」
P「他に?そうだな……俺と一緒にするのは犯罪、みたいな事を言われたか」
春香「……それ、遠回しに拒否されてるんじゃ」
P「い、いやまさか……あの響に限ってそんな……」
春香「でもですよ?狭い部屋で成人男性と女子高生が二人きりって考えると……」
P「それは……確かに」
春香「いつも完璧って言ってますけど、響ちゃん小さいし、二人きりは怖いって思っちゃったんじゃないですか?」
P「怖い、か……今まで積み上げてきた時間とは一体……」
春香「お、落ち込まないでくださいよ!これはあくまで予想ですから!」
P「そうなのか?」
春香「はいっ!二人きりは恥ずかしいから、つい照れ隠しで……って線もあると思いますし!」
P「……すまないな、気を遣わせて」
春香「そんな、私は別に……」
P「春香……お前、いい奴だな」
ポン
春香「あの、どうして肩に手を置くんですか?」
P「何となく、置きたくなったのだ」
春香「はぁ……なるほど?」
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