6:とろねこ
2013/11/24(日) 18:57:26.48 ID:cehYIS6J0
姉「...そ...んな」
祖父「...お医者さんは...精神的なものだから、治るか治らないかは楓ちゃん自身って言ってた」
祖父「だから..楓ちゃんの声が出るかどうかは...まだ、はっきりとわからないんだ」
祖父「......くっ......!」
気がつくとおじいちゃんは目から涙を流していた。
おじいちゃんは自分の娘が亡くなってすごく辛いはずなのに、それでも尚、私たちの心配をしてくれた。
...本当にその気持ちは私はうれしかった。
姉「...大丈夫」
姉「私が楓についてるから」
姉「絶対にまた元気にしゃべれるように...なるよ」
姉「だから、安心して?...おじいちゃん」ニコッ
祖父「っ...!!うっ...うぅっ...!!」
おじいちゃんは更に泣いた
私も気がつくとまた泣いていた
姉「うぅっ...!うえぇっ...!!!」
涙は外で降っている雨と同じく、やむことを知らず
ただ延々と...延々と泣き声と共に流れ続けていた
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