過去ログ - 咲「私たち」嫁田「結婚しました!」
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2013/11/24(日) 20:23:10.31 ID:bse3f3920
 胸がきゅうっ、と締め付けられるような、愛しい痛みが甘く痺れるように広がる 
   
 無意識のうちに私は嫁田くんにキスをねだっていた 
   
 気づいた嫁田くんは一瞬目を見開くが、私に応えてキスをくれる 
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2013/11/24(日) 20:25:26.83 ID:bse3f3920
 嫁田「咲っ」 
  
 咲「やぁっ、んあっ、ああぁっ」 
  
 堪らないとばかりに体重をかけられ、奥まで突き上げられる 
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2013/11/24(日) 20:27:35.75 ID:bse3f3920
 艶っぽい声が鼓膜に届く 
   
 私はこくこくと頷きながら、爪を立てて嫁田くんの背中に抱きついた 
   
 それを合図に、腰が浮くほど中を責められ、二人で使っているダブルサイズのベッドがギシギシと音を立てる 
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2013/11/24(日) 20:29:30.92 ID:bse3f3920
 咲「ん…」 
  
 ゆっくりと意識が覚醒し、一番最初に視界に入ってきたのは嫁田くんの顔だった 
   
 ぱちりと目を開き、彼にどうして…?と問おうとして声が嗄れているのに気づく 
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2013/11/24(日) 20:31:28.32 ID:bse3f3920
 ペットボトルを受け取ろうとして手に力が入らなかった 
   
 それどころか身体中が痛い 
   
 嫁田くんがそんな私に気がづいて水を飲ませてくれる 
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2013/11/24(日) 20:33:16.62 ID:bse3f3920
 けれど、私が予想していたこととは全く違う言葉が嫁田くんの口から告げられ、別の意味で戸惑ってしまう 
   
 嫁田「結婚して一年経とうとしてるのに、自分の旦那のこと名字呼びってのはおかしいと思わないか?」 
   
 咲「え?」 
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2013/11/24(日) 20:35:04.44 ID:bse3f3920
 あれから嫁田くんとのスキンシップが増えた 
   
 淡白な関係だったのが、嘘のようだ 
   
 彼が言うには、新婚生活はこれかららしいので、色々と覚悟はしている 
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2013/11/24(日) 20:37:04.84 ID:bse3f3920
 しかし話を聞いてみると、今まであっさりしていた原因は私のせいだったわけで 
   
 事実を知ってしまい、いたたまれない 
   
 私がまだちゃんと嫁田くんを好きと認識していなかったことを、彼は知っていたのだ 
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2013/11/24(日) 20:39:15.78 ID:bse3f3920
 そんな私を見て我慢出来なくなった、なんて嬉しそうに言われ 
   
 私は顔を真っ赤にして俯き、暫く顔を上げられなかった 
   
 彼が私を好きになった経緯はと問えば、上手いこと躱されてしまったけれど、いつか絶対に聞き出したい 
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2013/11/24(日) 20:41:37.43 ID:bse3f3920
 ダメ、と笑顔を向けられてしまえば、当然逆らえない 
   
 急に耳朶を噛まれ、私はひゃあっ!と声を上げた 
   
 嫁田くんはといえば、肩を揺らして笑っていて 
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