95:添い寝 アナザー編 ◆P7wTWfu4wDoL[saga]
2013/11/25(月) 23:15:25.41 ID:7CdNwthl0
舞園「……苗木君、少しだけ待っていて下さいね」
苗木「って言いながら舞園さんが出て行ったけど、どうしたんだろう」
苗木「まあ、自分で着替えも出来たし、また少し寝てられるから良いんだけど」
苗木「……舞園さん、どうしていきなりボクの着替えなんてしたがったんだろう?」
苗木「なんだか体を触られたような気もするし……」
苗木「生涯賃金の半分……何か仕事でもさせられるのかな?」
苗木「……寝てよう」
ガチャッ
舞園「苗木君、鍵はちゃんとしないと危ないですよ?」
苗木「あ、おかえり舞園さん」
舞園「ただいまです、苗木君」
苗木「舞園さん、そのお盆は?」
舞園「ご飯です、あ、苗木君はそのまま寝てて下さい」
苗木「え、一緒に食べるんじゃないの?」
舞園「苗木君、あーん」
苗木「なっ、本当にどうしたの舞園さん!?」
舞園「なにがですか?」
苗木「な、なんでそんなにボクに色々してくれるの?」
舞園「……決まってます」
ギシッ
苗木「ま、舞園さ」
ドサッ
苗木(舞園さん……近いよ…………息が当たってる)
舞園「苗木君のことが……」
苗木「ボクのことが……?
舞園「苗木君のことが…………」
舞園「………………」
舞園「……必要なんです。ここを出る為には」
苗木「そ、そうなんだ……けど、そんなに気を遣わなくても…………」
舞園「いえ……それじゃ、私の気が済まないんですよ」
舞園「だから、気にしないでください。私が好きでやってることですから」
苗木「……舞園さん」
舞園「目をつぶってください」
苗木「………え?」
舞園「苗木君に問題はないんですよ?」
舞園「ただ……私が安心できないだけです」
舞園「だからね……」
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