過去ログ - 【安価】京太郎「俺が……アイドル?」霞「アナタはもう私だけのモノ」13【ほのぼの】
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710: ◆RwzBVKdQPM[saga]
2013/12/07(土) 22:11:52.21 ID:8Xf40CvHo

〜〜数十分後〜〜


京太郎「ふわぁぁ……」ネムネム

 ガチャッ

ハギヨシ「おや、京太郎君。まだここに?」

京太郎「ハギヨシさん!」

ハギヨシ「皆さんもう入浴されて、部屋に戻っていますよ?」

京太郎「……」

ハギヨシ「何か、考え事でも?」フフッ

京太郎「いえ、そういうわけじゃないんですけど……」

ハギヨシ「隣り、座りますよ」スッ

京太郎「あ、はい! どうぞ!」ササッ

ハギヨシ「ありがとうございます」

京太郎「いえ……」

ハギヨシ「……」

 き、気まずい。
 なんでだ……いつもなら、簡単に言葉が出てくるのに……

京太郎「えと、その……」

ハギヨシ「……京太郎君には男友達がいますか?」

京太郎「え?」

ハギヨシ「……」

京太郎「えと、多くはないですけど……多分」

 井伊嫁助とか、他にも何人か……
 一応、心当たりはあるけど

ハギヨシ「私は……この短い人生の大半を、龍門渕家に捧げてきました」

京太郎「……」

ハギヨシ「勿論、以前話したようにそこに後悔はありませんし、幸せだと自負しています」

京太郎「はい、俺もそう思います」

ハギヨシ「敬う主も……ともに歩む同僚もいます。ですが、気のおける友人というものとは、無縁の人生でした」

京太郎「ハギヨシさん……」

ハギヨシ「そして、そんな私に……最近ようやく、こうして心を吐き出せる友人ができました」チラッ

京太郎「っ! それって……!」

ハギヨシ「勿論、そう思っているのは私の方だけかもしれませんが……」クスッ

京太郎「いやいや!! 俺も! 俺もハギヨシさんのこと……!!」

ハギヨシ「ありがとうございます。ですが、その友人が何か悩んでいるのに……私は力になれません」ウツムキ

京太郎「あっ」

ハギヨシ「……京太郎君、私では、貴方の力になれませんか?」ジッ

京太郎「ハギヨシさん……すみません」ペコリ


 そうだよな……
 こんなに、俺のことを心配してくれてる人がいるのに、自分ひとりで抱え込むなんて




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