13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/11/25(月) 23:53:40.57 ID:2LUuHdJ70
アナスタシアがユニットを組むことになった。
その名もにゃん・にゃん・にゃん。
………高峯や前川が猫耳を付けているのは見たことがあったが、アナスタシアの選考理由が「アーニャ」という彼女の愛称から「あーにゃん」という名前が思いついたので、というよく分からないものだった。
それでいいのかと思ったが高峯や前川などの大物アイドルと共に活動するのは彼女にとっても大きな利益となると思ったので快く彼女を送り出した。
もちろんアナスタシア個人の活動も続いているが、売り出しということもあってにゃん・にゃん・にゃんの活動時間の方が多く、またにゃん・にゃん・にゃんは別のプロデューサーの管轄であるためアナスタシアと顔を合わせる機会も随分と減ってしまった。
「その………うまくやっているか?」
よほど不安げな顔をしていたのだろう、アナスタシアはこちらをぽかんと見つめた後、くすりと微笑みをこぼした。
「ダー。皆さんにはよくしていただいてます」
「そうか………」
頷いてから、事務所で会う度に同じ質問をしてしまっていることに気づく。
「もしかして心配してくれてるんですか?」
「………それはな」
「………………ダー。嬉しいです」
「当たり前のことだ。喜ぶな」
憮然とした態度で返したが、
「……………今夜、久々にどうだ」
彼女のなんとも嬉しそうな笑顔を見ると、ついもっと喜ばせたくなるのは、プロデューサー的には間違っていないはずだが、どうだろうか。
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