過去ログ - 小路綾「カプグラ・シンドローム」
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178: ◆VJRQu9X6ME[saga]
2013/12/13(金) 18:49:51.92 ID:rgMhFbg3o
綾(寒いわ……)
綾(……もう、わかってるの)
綾(私はにせものの陽子に依存しているの……にせものの陽子とお話することで、この寒さは紛れる)
179: ◆VJRQu9X6ME[saga]
2013/12/13(金) 18:56:08.10 ID:rgMhFbg3o
〜翌朝〜
綾(朝が、来た……)
綾(目が覚めてしまったわ)
180: ◆VJRQu9X6ME[saga]
2013/12/13(金) 19:10:21.37 ID:rgMhFbg3o
綾母「綾ー、陽子ちゃんよー」
綾「どうして……」
181: ◆VJRQu9X6ME[saga]
2013/12/13(金) 19:18:32.38 ID:rgMhFbg3o
陽子「おはよ、綾」ニコッ
綾「お……おはよう」
陽子「なんか、すっごい久しぶりに会った感覚だわ」
182: ◆VJRQu9X6ME[saga]
2013/12/13(金) 19:21:09.07 ID:rgMhFbg3o
陽子「……綾、私のメール見た?」
綾「……ええ」
陽子「……話をしよう」
183: ◆VJRQu9X6ME[saga]
2013/12/13(金) 19:23:36.18 ID:rgMhFbg3o
綾「そんなこと、ないわよ」
陽子「まあそんなに照れるなって」
陽子「綾、ちょっと公園にでも寄ってこうよ。ゆっくり話をしよう」
184: ◆VJRQu9X6ME[saga]
2013/12/13(金) 19:29:54.80 ID:rgMhFbg3o
〜公園〜
陽子「覚えてるか? 中学校の頃、よくこの公園来たよね」
綾「もちろん覚えてるわ……」
185: ◆VJRQu9X6ME[saga]
2013/12/13(金) 19:33:40.82 ID:rgMhFbg3o
陽子「綾、私綾ににせものだと思われててもいいよ」
綾「……?」
陽子「綾にとって私は他人でも、私にとっては大切な友達だから」
186: ◆VJRQu9X6ME[saga]
2013/12/13(金) 19:37:05.46 ID:rgMhFbg3o
綾「あなたは、ほんものの陽子よ、間違いない」
陽子「え? もしかして病気が治ったのか!? よかった!」
綾「怖いの……私、陽子が怖い」
187: ◆VJRQu9X6ME[saga]
2013/12/13(金) 19:40:43.17 ID:rgMhFbg3o
綾「……一週間前の、日曜日」
陽子「うん」
綾「陽子は男とキスをした」
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