345: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/04(水) 23:26:21.05 ID:j4O9XPKWo
さやかを乗せたオフィーリアは魔女目がけて駆け出した
それを迎撃しようと車輪を召喚するが、オフィーリアはその巨大な槍で片っ端から叩き落としていく
なおも魔女へ接近すると、射程内に入ったのか魔女が剣を構える
346: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/04(水) 23:27:00.70 ID:j4O9XPKWo
そう言うとさやかは剣を構え、飛び上がった
先ほどまでなら、また吹き飛ばされていただろう
しかし、槍で貫かれ、もがき苦しんでいる魔女にそうするだけの余裕はなかった
347:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/04(水) 23:27:14.02 ID:xstiNvdco
倒しちゃって大丈夫なのか…?
348: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/04(水) 23:27:31.01 ID:j4O9XPKWo
さやか「これで倒し…え……?」
崩壊した魔女の身体の中から、グリーフシードが現れる
そのグリーフシードから黒い炎が燃え上がったかと思うと
349: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/04(水) 23:28:36.01 ID:j4O9XPKWo
さやかの影「偽物…ね。あたし、何度も言ったよね。あんたはあたし、あたしはあんただって」
さやか「……」
さやかの影「確かに、あんたはあたしほど強い悪意を持ってるわけじゃない。だけど……」
350: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/04(水) 23:29:23.47 ID:j4O9XPKWo
さやかは、目の前にいる自分の影が許せないのだろう
自身の感情が大きく誇張されていたとは言え、想い人と友人に少なからずそういった気持ちを持ってしまった
きっとその事実が、さやかを苦しめているのだと思う
351: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/04(水) 23:30:04.49 ID:j4O9XPKWo
まどか「さやかちゃん…自分が許せないんだよね……」
まどか「上条君と仁美ちゃんに…ほんの少しでも、変なことを思っちゃったことが……」
さやか「……」
352: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/04(水) 23:30:48.83 ID:j4O9XPKWo
さやか「……どっちにしろ、友達にそんなこと思っちゃうなんて」
まどか「……仕方ないよ。だって…それが恋ってことなんだと思うし」
まどか「さやかちゃんと仁美ちゃんみたいに、同じ人を好きになっちゃったら…どっちも断られちゃうこともあると思うけど」
353: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/04(水) 23:31:44.20 ID:j4O9XPKWo
まどか「……さやかちゃん、もう…自分自身を許してあげて。認めてあげて」
まどか「このままだと、さやかちゃん…心が壊れちゃうよ。そうなっちゃったら…もう取り返しがつかなくなっちゃう」
さやかの影「……」
354: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/04(水) 23:32:24.45 ID:j4O9XPKWo
さやかの影「……わかった。あんたを信じるよ」
さやか「あんたはあたしなんでしょ?……自分を裏切るようなマネ、もうしないよ」
さやかの影「じゃあ…あたしは帰るよ。あんたの中に」
355: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/04(水) 23:32:58.45 ID:j4O9XPKWo
さやか「……」
ほむら「……さやか」
さやか「……うん。もう大丈夫だから。みんな、ありがとう」
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