381: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/05(木) 23:06:45.55 ID:9GuEYwi/o
マミ「待って…じゃあどうして、その魔女が私たちの中に存在しているの……?」
QB「どうして?それは君たちがそうなることを望んだからだよ」
マミ「私たちが…望んで……?」
382: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/05(木) 23:09:52.81 ID:9GuEYwi/o
QB「だけど本当に惜しいことをしたよ。さやかがあそこで死んでくれていれば、暴走したさやかの魔女は真の魔女として覚醒していたのに……」
杏子「真の魔女の覚醒…オイ、それって……」
QB「君たちが戦っている魔女、アレになるってことだよ。真の魔女として覚醒した瞬間、もうひとりの自分が内包した感情は大きなエネルギーに昇華する」
383: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/05(木) 23:10:51.19 ID:9GuEYwi/o
さやか「あたしたちの…感情……」
QB「そう。とりわけ、君たちのような少女の感情は大きなエネルギーとなるんだ」
QB「人間は願いがひとつ叶うと言われれば、大抵の人は何かしら願うことがあるものなんだろう?」
384: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/05(木) 23:11:38.95 ID:9GuEYwi/o
さやか「あんたに何がわかるってのよ!?人の心を…何だと思ってんのよ!」
QB「本人でさえ自覚できていないもうひとつの人格を利用させてもらっただけじゃないか。何を怒っているんだい?わけがわからないよ」
杏子「それじゃ何か……?アタシたちはテメェらのために魔法少女になったってワケか……?」
385: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/05(木) 23:12:40.32 ID:9GuEYwi/o
QB「僕は言ったはずだよね。その願いは魂を差し出すに値するかい?って」
QB「それの肯定を以って、僕は君たちを願いの為に命を捨てても構わない少女と認識し、魔法少女の契約を行ったというわけさ」
さやか「あの言葉…そういう……!」
386: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/05(木) 23:13:21.24 ID:9GuEYwi/o
QB「……何にせよ、僕の話は以上だ。理解して貰えたかな?」
インキュベーターが、尻尾を揺らしながら全てを話し終えたことを告げる
今の話を聞く限り、この時間の魔法少女は魂を抜かれ、ソウルジェムに作り変えられてしまうという事実はなかった
387: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/05(木) 23:14:26.63 ID:9GuEYwi/o
ほむら「……グリーフシードの使い道。お前が回収する以外に用途はないと言ったわね」
ほむら「キュゥべえ…いえ、インキュベーター。お前は何をしようとしているのかしら」
QB「……本当に君は訊いてほしくないことを訊いてくれるね。わかった、教えてあげるよ」
388: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/05(木) 23:15:29.41 ID:9GuEYwi/o
グリーフシードひとつで魔女1体。姿形は違えど、それが所謂普通の魔女
そのグリーフシードを2つでひとつとして魔女の核となれば、恐らくその強さは2倍では済まない
そして、インキュベーターが集めたグリーフシード、その全てを使ってまで召喚させようとしている魔女
389: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/05(木) 23:16:15.10 ID:9GuEYwi/o
杏子「んなことさせるかよ!何があっても……」
QB「無駄だよ。既にワルプルギスの夜は召喚されたのだから」
さやか「え……」
390: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/05(木) 23:18:37.17 ID:9GuEYwi/o
まどか「……ふざけないで。わたしは魔法少女なんかに……」
QB「もしかしたらもう聞いてるかもしれないけど、ワルプルギスの夜は今までの魔女とは比較にならないほどに強力な魔女だ」
QB「今までワルプルギスの夜と戦って、生きて帰った者がいないくらいにね」
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