536: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/09(月) 22:57:25.80 ID:zuJ0TqNoo
ほむら「……確かに私の字ね」
魔女「言ったでしょう?契約は事実だと」
ほむら「……それなら、私はあなたと一体何の契約をしたのかしら?」
537: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/09(月) 22:58:04.76 ID:zuJ0TqNoo
ほむら「……わからなくなってしまったの。私のしていることが正しいのか」
ほむら「もう…自信がない。私にまどかが守れるのか……」
魔女「あなたがやらなければ、まどかは確実に魔法少女となる。そして、凄惨な最期を迎えることになるわ」
538: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/09(月) 22:58:48.34 ID:zuJ0TqNoo
ほむら「隣で…笑って……?」
魔女「そう。あなたが隣で笑っていてくれる。まどかにとって、それが1番の幸せだと思うわ」
魔女「……それに、まどかに告白されたのでしょう?」
539: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/09(月) 22:59:39.96 ID:zuJ0TqNoo
ほむら「私は……」
まさか自分にこうも励まされるとは思いもしなかった
でも、こうして自分と話をして…自分の気持ち、自分の想いを再確認することができた
540: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/09(月) 23:00:13.66 ID:zuJ0TqNoo
541: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/09(月) 23:00:40.42 ID:zuJ0TqNoo
魔女「……それが、あなたの本心?」
ほむら「えぇ。私はまどかが好き。……ううん、愛してる」
魔女「……それは取り繕った表面だけの言葉じゃないわね?」
542: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/09(月) 23:01:15.24 ID:zuJ0TqNoo
まどかを守り、救う覚悟。その覚悟は当然あるが、契約をした記憶が私にはない
それならと、私はもうひとりの私にこう持ちかけた
ほむら「……私と、もう1度契約してほしい」
543: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/09(月) 23:02:08.77 ID:zuJ0TqNoo
魔女「まどかを救えるのなら…自分はどうなろうと構わない?」
ほむら「……人であることを捨てたはずなのに、この時間は何故だかソウルジェムが本体なんてことはなくなってた」
ほむら「何にせよ、魔法少女である以上…今更どうなろうと構わないと思ってた。だけど……」
544: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/09(月) 23:02:57.39 ID:zuJ0TqNoo
魔女「そう……。もう、大丈夫みたいね」
ほむら「手間をかけたわね。……私は戻るわ。戻って、ワルプルギスの夜と…戦う」
魔女「……時は全ての物事に結末を運んでくる。例え目と耳を塞いでいてもね」
545: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/09(月) 23:03:32.41 ID:zuJ0TqNoo
――――――
ワルプルギス「アハッ、アハハハッ!」
マミ「違う…違う、違う……!私、そんなつもり……!」
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