6: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/11/26(火) 18:51:35.53 ID:PAVyh3iJo
――――――
まどか「ほむら…ちゃん……」
ほむら「まどか……!どうして…どうして契約なんて……!」
7: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/11/26(火) 18:52:07.11 ID:PAVyh3iJo
まどか「……もう、ソウルジェムも…限界みたい」
ほむら「……あなたの手は汚させない。私が……」
まどか「ねぇ、ほむらちゃん…わたし、思うんだ……」
8: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/11/26(火) 18:52:49.48 ID:PAVyh3iJo
まどか「その、もうひとりの自分が…力を、貸してくれたら…よかったのにな……」
ほむら「だけど、それは……」
まどか「うん…叶うわけないって、わかってる…でも……」
9: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/11/26(火) 18:53:38.66 ID:PAVyh3iJo
――――――
ほむら「……」
その言葉の直後、まどかは魔女へと姿を変えていった
10: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/11/26(火) 18:54:24.98 ID:PAVyh3iJo
ほむら「……何をやっているのかしら。こんなこと、したところで……」
ほむら「それよりも、早く行きましょう……」
そう思い、いつの間にやら止まっていた足を動かす
11: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/11/26(火) 18:55:11.10 ID:PAVyh3iJo
私の視線の先に、誰かが立っていた。人ではない何かが
この空間に私以外の何かが存在するなどというのは初めてだった
私は警戒しながらその何かに近づく。そして……
12: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/11/26(火) 18:56:02.28 ID:PAVyh3iJo
魔女「……よく来たわね」
ほむら「……!魔女が喋った……?」
魔女「確かに私は魔女。……だけど、あなたの知る魔女とは少し違う魔女」
13: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/11/26(火) 18:56:37.81 ID:PAVyh3iJo
魔女「……あなた、本当に彼女を…まどかを救うつもり?」
ほむら「……!どうしてまどかを……!」
魔女「あなた1人で彼女を救えるというの?」
14: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/11/26(火) 18:57:28.63 ID:PAVyh3iJo
魔女「……とても辛い戦いになるわよ?まどか1人でさえ救えずにいるのだから」
ほむら「わかっているわ」
魔女「……あなたの覚悟、聞かせて頂戴」
15: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/11/26(火) 18:58:08.19 ID:PAVyh3iJo
魔女「……わかったわ」
そう言うと魔女は、懐…のような部分から何を取り出し、私に差し出した
何かの書類のようだが、見たこともない文字で読むことはできなかった
16: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/11/26(火) 18:58:52.02 ID:PAVyh3iJo
愚痴をこぼしつつ、署名欄と思しき空欄に自分の名前を書き込む
そして、その書類を魔女へ手渡した
魔女「……あなたの覚悟、確かに受け取ったわ」
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