676: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/12(木) 23:30:52.71 ID:8mHmaozOo
ほむら「私も……!私もまどかが…世界で1番大好きよ……!」
ほむら「だからこそ…あなたと離れたくなんてない……!」
まどか「ほむらちゃん……」
677: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/12(木) 23:31:41.39 ID:8mHmaozOo
まどか「大丈夫。……少し時間がかかるかもしれないけど…でも、絶対にほむらちゃんを見つけ出してみせる。だから……」
まどか「わたしが帰って来るまで…これ、預かっててほしいんだ」
まどかはそう言うと、髪を結んでいたリボンを解く
678: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/12(木) 23:32:35.41 ID:8mHmaozOo
ワルプルギス「ア、ガ…ギィ……」
まどか「……そろそろ行かないと。ワルプルギスの夜もまた動き出してしまうから」
ほむら「どうしても…行ってしまうの……?」
679: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/12(木) 23:33:24.40 ID:8mHmaozOo
ほむら「絶対…絶対に、帰って来るの……?」
まどか「……絶対、帰って来るよ。何があったって、必ず」
ほむら「嘘じゃ…嘘じゃないわよね……?」
680: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/12(木) 23:33:57.96 ID:8mHmaozOo
まどか「……ほむらちゃん…愛してるよ」
まどかは確かに…私を愛していると、そう言ってくれた。私も、と言おうとしたがそれはできなかった
私が言葉を発するよりも先に、まどかは私の唇に自分の唇を重ねた
681: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/12(木) 23:34:33.76 ID:8mHmaozOo
まどか「……ほむらちゃんの想い、受け取ったから。わたし…行くね」
ほむら「待って…まだ私の全部を伝えてない!私だって、あなたを……!」
まどか「ありがとう。でも…その続きは、わたしが帰って来たとき…伝えてほしいな」
682: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/12(木) 23:35:20.04 ID:8mHmaozOo
まどか「うん。ほむらちゃん、ずっとわたしのために戦ってきてくれた。そのせいで、長い間辛い目に遭わせちゃった」
まどか「だから…今度はわたしがほむらちゃんの笑顔のために戦う。わたしがほむらちゃんを…幸せにしてみせる」
まどか「ほむらちゃんの笑顔のためなら、わたしは戦える。奇跡だって起こしてみせる」
683: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/12(木) 23:36:00.84 ID:8mHmaozOo
まどかの声に呼応し、私の中からホムリリーが姿を現す
どうしてホムリリーが?私は召喚なんてしていない…そう思った次の瞬間、私はホムリリーによって捕らえられてしまった
ホムリリーに捕らえられた私は、そのまま時空間結界の外へと引きずり出されてしまう
684: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/12(木) 23:36:31.33 ID:8mHmaozOo
ほむら「まどか!行っちゃ駄目よ!行かないで!!」
まどか「ほむらちゃん……」
ほむら「あなたが…まどかがいなくなったら、私は……!」
685: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/12(木) 23:37:00.90 ID:8mHmaozOo
ほむら「でも…だけど……!」
まどか「わたし…信じてるから!ほむらちゃんはどこにも行かないって!ずっとわたしを待っていてくれるって!!」
まどか「それが、わたしが好きになった…わたしが愛したほむらちゃんだから!!」
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