680: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/12(木) 23:33:57.96 ID:8mHmaozOo
まどか「……ほむらちゃん…愛してるよ」
まどかは確かに…私を愛していると、そう言ってくれた。私も、と言おうとしたがそれはできなかった
私が言葉を発するよりも先に、まどかは私の唇に自分の唇を重ねた
681: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/12(木) 23:34:33.76 ID:8mHmaozOo
まどか「……ほむらちゃんの想い、受け取ったから。わたし…行くね」
ほむら「待って…まだ私の全部を伝えてない!私だって、あなたを……!」
まどか「ありがとう。でも…その続きは、わたしが帰って来たとき…伝えてほしいな」
682: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/12(木) 23:35:20.04 ID:8mHmaozOo
まどか「うん。ほむらちゃん、ずっとわたしのために戦ってきてくれた。そのせいで、長い間辛い目に遭わせちゃった」
まどか「だから…今度はわたしがほむらちゃんの笑顔のために戦う。わたしがほむらちゃんを…幸せにしてみせる」
まどか「ほむらちゃんの笑顔のためなら、わたしは戦える。奇跡だって起こしてみせる」
683: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/12(木) 23:36:00.84 ID:8mHmaozOo
まどかの声に呼応し、私の中からホムリリーが姿を現す
どうしてホムリリーが?私は召喚なんてしていない…そう思った次の瞬間、私はホムリリーによって捕らえられてしまった
ホムリリーに捕らえられた私は、そのまま時空間結界の外へと引きずり出されてしまう
684: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/12(木) 23:36:31.33 ID:8mHmaozOo
ほむら「まどか!行っちゃ駄目よ!行かないで!!」
まどか「ほむらちゃん……」
ほむら「あなたが…まどかがいなくなったら、私は……!」
685: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/12(木) 23:37:00.90 ID:8mHmaozOo
ほむら「でも…だけど……!」
まどか「わたし…信じてるから!ほむらちゃんはどこにも行かないって!ずっとわたしを待っていてくれるって!!」
まどか「それが、わたしが好きになった…わたしが愛したほむらちゃんだから!!」
686: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/12(木) 23:38:17.78 ID:8mHmaozOo
まどかへ向かって思いきり手を伸ばす。だが、その手はまどかを捉えることができず、空を切った
何も掴めなかった…それは、完成した時空間結界がこの時間を離れ、次元の狭間へと行ってしまったということに他ならない
手を伸ばしたときの勢いのせいでバランスを崩した私は2、3歩踏み出したあと、その場に倒れ込んだ
687: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/12(木) 23:39:15.12 ID:8mHmaozOo
――――――
まどか「……」
クリームヒルト「これで…よかったの?」
688: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/12(木) 23:39:52.89 ID:8mHmaozOo
クリームヒルト「わたしとの…覚悟の契約。これからあなたが成そうとしていることは…想像を絶するもの」
クリームヒルト「その覚悟があるのなら…書類にあなたのサインを」
まどか「えっと…ここの空欄でいいんだよね?……鹿目まどか、と」
689: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/12(木) 23:40:20.19 ID:8mHmaozOo
――――――
ほむら「……まどか…私は……」
私は…何の為に戦ってきたのだろうか
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