689: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/12(木) 23:40:20.19 ID:8mHmaozOo
――――――
ほむら「……まどか…私は……」
私は…何の為に戦ってきたのだろうか
690: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/12(木) 23:40:47.81 ID:8mHmaozOo
マミ「ワルプルギスの夜は…どうなったの?」
ほむら「……消滅したわ。この時間から」
杏子「つまり…倒したのか?」
691: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/12(木) 23:41:15.51 ID:8mHmaozOo
さやか「旅立った…って……?」
杏子「一体…何があったんだ?」
マミ「暁美さん…教えてくれるかしら」
692: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/12(木) 23:41:48.15 ID:8mHmaozOo
ほむら「気にする必要はないわ。……それじゃ、私はそろそろ行くわ」
さやか「行くって…どこに……?」
ほむら「……次の時間によ。私は…まどかを救えなかった。だから、またやり直す。それだけよ」
693: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/12(木) 23:42:18.47 ID:8mHmaozOo
ほむら「私の…するべきこと……」
さやかの言葉が私の頭を殴りつける。私がここで時間を戻せば…私はまどかを裏切ることになってしまう
握りしめたまどかのリボンを見つめる。まどかは何を思って、私にこのリボンを託したのか
694: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/12(木) 23:43:03.10 ID:8mHmaozOo
ほむら「私…待つわ。まどかが全てを救い、私の下に帰って来る…その日まで」
ほむら「例えまどかが手の届かないところへ行ってしまっても…私の気持ちは変わらない」
ほむら「まどかが好きだからこそ…まどかを信じ、まどかを想い…帰りを待つ。この時間で」
695: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/12(木) 23:43:48.10 ID:8mHmaozOo
QB「やぁ。どうやらみんな生きていたみたいだね」
ほむら「インキュベーター……!」
QB「あらゆる時間から隔絶された結界を造り、そこへワルプルギスの夜を封印する。……考えたものだね」
696: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/12(木) 23:44:19.78 ID:8mHmaozOo
QB「……それじゃ、僕はそろそろ行くよ。世界がどう変革するか、見届けることにしよう」
QB「それに、万一を考えて次のエネルギーの候補を探さないといけないしね」
ほむら「……宇宙の存続の為に誰かを犠牲にするような方法は…いずれ綻び、破綻するでしょうね」
697: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/12(木) 23:44:56.76 ID:8mHmaozOo
さやか「……さて、それじゃあたしたちも帰ろうか」
マミ「そうね。……街はだいぶ被害を受けてしまったみたいだけど」
杏子「ワルプルギスの夜相手にこの程度の被害だったら十分だろ。避難所は無事だったんだ、大丈夫さ」
698: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/12(木) 23:45:24.56 ID:8mHmaozOo
ほむら「……」
さやか「ほむら……?」
ほむら「……ごめんなさい。先に行っててもらえるかしら」
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