727: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/13(金) 23:39:04.15 ID:77OLAS3xo
詢子「……さやかちゃんたちのことより、アタシはほむらちゃんのことが心配だよ」
ほむら「私の……?」
詢子「今のほむらちゃんは…何だか無気力というか、生気がないというか…そんな感じがするんだ」
728: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/13(金) 23:39:41.25 ID:77OLAS3xo
詢子「……まどかがあんなことになっちまったんだ…そうなるのも仕方ないと思うけど……」
ほむら「……ごめんなさい。私が弱いせいで、まどかを……」
詢子「……これはあの子がほむらちゃんを想ってしたことだ。ほむらちゃんが謝ることはないよ」
729: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/13(金) 23:40:08.36 ID:77OLAS3xo
ほむら「そう…ですよね……」
詢子「あぁ。ほむらちゃんとまどかのこと…聞かされたときはやっぱり驚いたけどさ」
詢子「今はまどかの相手はほむらちゃんしかいないって思ってるよ」
730: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/13(金) 23:40:35.13 ID:77OLAS3xo
知久「暁美さん、こんにちは」
ほむら「こんにちは……」
挨拶をすると同時に、タツヤくんにぐいぐいと手を引っ張られる
731: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/13(金) 23:41:11.10 ID:77OLAS3xo
ほむら「これを…私に見せる為に……?」
タツヤ「ほむ、げんき、らして!」
ほむら「……うん。ありがとう」
732: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/13(金) 23:41:47.85 ID:77OLAS3xo
詢子「タツヤー、そろそろ帰るぞー」
タツヤ「あー、ママー!」
詢子「おー、これはまどかか?タツヤは絵が上手いなー!」
733: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/13(金) 23:42:27.62 ID:77OLAS3xo
ほむら「……こんな感じかしら」
あまり絵を描いたりしないせいか、やたらと時間がかかってしまった
公園内にまばらにいた人たちも、今はもう誰もいなくなってしまったようだ
734: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/13(金) 23:43:01.84 ID:77OLAS3xo
ほむら「……ッ!」
私の涙が落ちた瞬間、地面に魔法陣と思しき紋様が浮かび上がった
円と線で描かれた魔法陣。その中心部は、どうやらこの私とまどかの絵のようだ
735: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/13(金) 23:43:40.29 ID:77OLAS3xo
先ほどまで誰もいなかったはずの魔法陣の中心に、誰かが立っていた
現れた人物の姿を見た瞬間、私は大きく目を見開き、息をのむ
握っていた銃が手をすり抜け、カシャンと地面に落ちた
736: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/13(金) 23:44:08.81 ID:77OLAS3xo
ほむら「本当に…まどかなの……?」
まどか「……うん」
ほむら「あなたは…私が大好きな…まどか……?」
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