745: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/13(金) 23:51:26.41 ID:77OLAS3xo
ほむら「リボンもそうだけど…私、あなたにまだ伝えてないことがあるの」
まどか「え?」
ほむら「あの日…言ったでしょう?まだ私の全てを伝えてないって」
746: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/13(金) 23:51:55.19 ID:77OLAS3xo
747: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/13(金) 23:52:33.13 ID:77OLAS3xo
まどか「……ありがとう。ほむらちゃんからその言葉、言ってもらえたってだけで……」
まどか「がんばってきてよかったって…そう思えるよ」
ほむら「まどか……」
748: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/13(金) 23:54:11.65 ID:77OLAS3xo
ほむら「ん……」
まどか「……」
私の唇に、まどかの柔らかい唇が触れている。そう思うと、こうしているのがとても気持ちいい
749: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/13(金) 23:55:52.60 ID:77OLAS3xo
ほむら「私だって…あなたにもう2度と逢えないんじゃないかって、そう思って……」
ほむら「あなたが旅立った直後…時間を戻そうともしてしまった……」
ほむら「でも…もう逢えないかもと思ってたあなたが帰って来てくれて…あなたに触れて、あなたにキスができた」
750: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/13(金) 23:56:29.95 ID:77OLAS3xo
今日まで逢えなかった空白を埋めるようにまどかと話をしていたが、随分と長い間話をしてしまっていたようだ
いつの間にか辺りは真っ暗になり、空には月が浮かんでいた
正直私もまだ全然話し足りないのだが、これ以上話していると中学生が出歩くには適さない時間になってしまう
751: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/13(金) 23:57:28.21 ID:77OLAS3xo
私とまどかは話し込んでいたベンチから立ち上がる。その直後、まどかは私の手を取り、指を絡めて手を握った
まどかのその行動に少し驚いた私はまどかの方へと視線を向ける
そんな私を余所に、まどかは私へ言葉を向けた
752: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/13(金) 23:58:28.77 ID:77OLAS3xo
ほむら「……まさかまどかにそうまで言ってもらえるなんてね」
まどか「ほむらちゃんはわたしのこと、どう思ってる?」
ほむら「そんなの、わかりきってることじゃない」
753: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/13(金) 23:59:08.80 ID:77OLAS3xo
ほむら「じゃあまどか、帰りましょう。……あなたの家へ」
まどか「うん。……ほむらちゃん、これからはずっと一緒だよ」
ほむら「……えぇ。ずっと…一緒よ」
754: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/13(金) 23:59:43.81 ID:77OLAS3xo
私とまどかが勝ち取ったこの未来。2人の想いが通じ合っていたからこそ手繰り寄せることのできた、奇跡の未来
もし、何かがひとつでも欠けていたらこの結末に辿り着くことは無かっただろう
まどか…私を好きになってくれて、ありがとう
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