61:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/03/03(月) 19:12:11.76 ID:786eMslF0
予想通り、やつは来ていた。
だが先程までの物体ではなく先程見た階段の上に居た奴だ。
暫く凝視していると人型の奴はこちらに両腕を向け手首から先をダラン、とたらし手の甲をこちらに向けて
ゆっくりと走ってきた。
最初は後ずさりで逃げれる速度だったが三歩、四歩、と言ったあたりから徐々に早くなって行き
今は息が切れている事も忘れて校内を永遠と走っている。
やつも息が切れてきたのか、少し速度が落ちてきていた。
男「はっはっは…はぁ…!まだくんのかよ!」
頭をぐらぐら揺らしながら安定のしない走り方をする奴を尻目に距離をはなしていく。
後ろに向けていた視線を前に戻すと壁ギリギリに迫っていたので急停止をして壁に両手を付き、壁を押すようにして
反動で方向転換をした。
男「うわぁああ!!!」
向きを変えた瞬間、の中心が真っ暗になって何かに当たり尻餅をつくように倒れこんだ。
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