過去ログ - モバP「まゆ!新しい仕事を取ってきたぞ!」
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2013/11/26(火) 21:43:27.84 ID:g8LBkiWS0
まゆ「本当ですかぁ?嬉しい…さすがはPさんですねぇ」
P「なに言ってるんだ、まゆ。おまえの魅力のおかげだよ!」
まゆ「フフフ…そんなことありませんよぉ。Pさんの努力の成果です」
P「ははっ!そう言ってくれると仕事を取ってきた甲斐があるよ」
P「でも、先方もまゆなら是非にって強く薦めてくれてな!」
P「これはまゆにぴったりの仕事だってな!」
まゆ「そこまで仰って頂けるなんて光栄ですねぇ」
まゆ「ところでPさぁん、そのお仕事ってどんな内容なんですか?」
P「ん…?ああ、聞いて驚くなよ!なんとゴールデン帯の特番へのゲスト出演が決まったんだ!」
まゆ「…!?すごい…さすがはPさんですねぇ…」
P「まゆの実力だって。もっと誇っていいんだぞ?」
まゆ「フフフ…私はPさんが喜んでくれるならそれだけで誇らしいんですよ?」
まゆ「あ、それで…番組のタイトルは…?」
P「おっと、うっかりしてた…ええと、タイトルはだなぁ…」
P「【真夏の恐怖!本当にあった怖い話百選!】だ!」
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2013/11/26(火) 21:44:49.84 ID:g8LBkiWS0
まゆ「………………」
P「ん?まゆ?おーい…どうしたんだ?」
まゆ「ふゅえっ!?にゃ、にゃ、にゃんでもありませんにょ!?」
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2013/11/26(火) 21:46:55.66 ID:g8LBkiWS0
まゆ「だ、大丈夫です!本当になんでもないですから!」
P「ほ、本当か?病院を誘致しなくても大丈夫か?」
まゆ「はい。ほぅらいつも通り貴方のまゆですよぉ…フフフ…」
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2013/11/26(火) 21:48:36.94 ID:g8LBkiWS0
まゆ「ま、まゆは何も見えてないですよぉ。肩に手だなんてそんな事あるわけないですよぉ?」
P「(俺の胸に顔を埋めたまま震えるままゆカワイイ)」
まゆ「い、いませんよね?なんにもいませんよね?Pさん?」
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2013/11/26(火) 21:50:14.73 ID:g8LBkiWS0
まゆ「と言いますかぁ。意外って言うのはどういう意味なんですかぁ、Pさぁん?」
P「ああ、いやほら。まゆってなんかこうそんじょそこらの幽霊より偶に怖い時があるじゃないか?」
まゆ「………………」
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2013/11/26(火) 21:51:51.69 ID:g8LBkiWS0
P「それにしても……知らなかったとは言えまゆには悪い事をしたなぁ……」
P「うーん、残念だけど今回のオファーはお断りする事にするか……」
まゆ「え…!? だ、だめですよぅそんなの! 折角Pさんが取ってきてくれた仕事なのに…」
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2013/11/26(火) 21:56:01.24 ID:g8LBkiWS0
一週間後・収録スタジオ
P「あれから一週間。その間まゆは秘密の特訓をするって言って全然顔を見せなかったが…」
P「本当に克服できたんだろうか……というかまゆの希望で現地集合なんだけど、本当に来てくれるんだろうか…」
以下略
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2013/11/26(火) 21:56:45.36 ID:/K+WDmDY0
ダメだこれ…
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2013/11/26(火) 21:57:40.23 ID:g8LBkiWS0
まゆ「まゆは師匠達と一緒に、お化けなんてないさ、お化けなんて嘘さと輪唱しながら強くなる事ができました…」
P「いや、あのそれただの現実逃避じゃ……」
まゆ「見ててくださいねPさぁん。生まれ変わったまゆの姿をその目でしかと!」タタター
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2013/11/26(火) 21:59:07.75 ID:d0VGI7+/o
これアカンやつや
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2013/11/26(火) 21:59:25.18 ID:g8LBkiWS0
スタジオ・開始五分前
P「ううむ…結局あの後まゆは着替え始めちゃって会うことができなかった……」
P「本当に大丈夫なんだろうか……心配だ……」
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2013/11/26(火) 22:01:25.62 ID:g8LBkiWS0
モバP「あ、あれぇ。どうしたんですか765Pさん。なんだか落ち着かない様子ですけどぉ?」
765P「い、いやいや、そういうモバPさんこそ、先刻からどうも慌てているみたいですけどぉ?」
モバP「いやぁ…はっはっはっは……」
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2013/11/26(火) 22:02:15.99 ID:g8LBkiWS0
モバP「え、ええっ!? 貴音さんが!? あんなミステリアスな雰囲気なのに!?」
765P「それを言うならまゆちゃんもだろ!?…けど俺もまさか貴音がそこまでオカルト苦手だなんて思わなくてな…」
765P「番組のお偉いさんが、貴音の見た目が番組の雰囲気とマッチしてるって押してなぁ…」
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2013/11/26(火) 22:05:16.31 ID:g8LBkiWS0
ハァイ本番五分マエデェス!
スタジオゲスト席
まゆ「(フフフ…一週間の修行に耐えた私に怖いものなんてもうありません)」
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2013/11/26(火) 22:06:32.29 ID:g8LBkiWS0
貴音「けれど、この仕事はあの方が私の為にとってきてくださった仕事。それをふいにするような真似できる筈がありません」
まゆ「……私も、です」
貴音「……佐久間まゆ?」
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2013/11/26(火) 22:07:21.31 ID:g8LBkiWS0
珠美『強い精神は強い肉体に宿るのです!さぁ、まゆ殿も珠美と共に素振り百回!』
まゆ『えぇい(へろへろ〜)!やぁあ(へろへろ〜)!」
珠美『(遅い……)そ、その調子でありますよ、まゆ殿!』
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2013/11/26(火) 22:07:57.92 ID:g8LBkiWS0
まゆ「(……あら?)」
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2013/11/26(火) 22:09:10.04 ID:g8LBkiWS0
ありす『いいですか、まゆさん。この世の不可思議な現象はだいたいがプラズマで解明できます』
まゆ『ぷらずま、ですかぁ?』
ありす『そうです、プラズマです。なにか怖い事があればとりあえずプラズマの所為にすればいいんです!』
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2013/11/26(火) 22:10:05.53 ID:g8LBkiWS0
まゆ「(……えーと、よくよく思い返すと)」
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2013/11/26(火) 22:10:46.69 ID:g8LBkiWS0
幸子『フフーン。いいですかカワイイボクにかかれば幽霊なんてちょちょいのちょいです!さぁ、まゆさんも可愛さアピールを!』
まゆ『ま、まっゆまゆりーん!』
幸子『む、なかなかカワイイですね…まぁ、一番カワイイのはボクですけどね!』エヘーン
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2013/11/26(火) 22:11:26.11 ID:g8LBkiWS0
まゆ「(私たち、大した事してないんじゃ…)」
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