過去ログ - 女騎士「おばあちゃんが言っていた。世界はこの私を中心に回ってる」
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325:ゴミクズ ◆nJFtHmO8u2[saga]
2013/12/01(日) 23:08:00.08 ID:PpS5QMuAo
チバラキ「たいしょー!」「どうていー!」「くそちぇりー!」

エルフ三男「……メリフェラへの贈り物を、少しばかり汚されたらしいが」

朱天「すまんのう。怪しそうなのをマークさせておったんじゃが、このザマよ」

チバラキ「どうも」「こうも」「このざまよ!」

エルフ三男「ああ、何て事だ……素性はわからないが、大事な被検体だというのに……困ったなあ」

朱天「困ったのう、困ったのう……」

ダキニ「まるで、汝が蟲ども相手に粉をかけて謀ろうとしているようにも見えてしまうな」

エルフ三男「謀る? お得意先にそんな事する筈ないでしょう、そんな事をするメリットが僕にありますか?」

ダキニ「フフ……確かに、そうだな。そうする事でメリフェラへ憎悪を向ける事になる存在がなければなあ」

エルフ三男「例えば……人権大好き魔王軍だとか?」

朱天「メリフェラの代理母出産を見たらどう思うかのう? あやつら、人の話を聞かない事に関しては一流じゃ」

ダキニ「『叡智の教義』以後の魔王軍の後退によって、西欧に取り残されたかたちになったのが蟲どもらしいな。
さて、あの泥船に命を託す莫迦どもは、それを容認できるほど寛容かな? 連中には、蟲どもに劣等を抱く氏族もおるのだろ」

エルフ三男「元々何も詰まってないところに、勇者の革命でいきなり倫理や道徳を叩き込まれたのです。
蟲……いえ、メリフェラの民衆は、そもそも魔王軍の魔物どもとは一線を画すほどに優れていますよ。
言っていませんでしたか? 僕は血族や外見では差別しません、同じ目標を見据える人間は正当に評価しますよ」

ダキニ「ははは! それで全身脂肪で覆われてしまっては仕方がないな!」

エルフ三男「僕は彼女が不幸とは思いませんがねえ……少なくとも、僕の財布をちょっぴり埋めてくれる事はしてくれましたので」


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