過去ログ - 女騎士「おばあちゃんが言っていた。世界はこの私を中心に回ってる」
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577:ゴミクズ ◆nJFtHmO8u2[saga]
2013/12/03(火) 02:50:32.82 ID:1jOlSVMpo
勇者「……僕に、何した?」

姉「ふぁぁぁ、いやぁ、やめてくださぁい……かんにんしてぇ」

エルフ三男「(女の提げている剣がひとりでに抜けた……!? そのまま、柄頭でガキを突き飛ばした……!)」

勇者「バルムンク……? そう言ったのか、答えろよ!!」

姉「ひい……も、もう嫌……たすっ、たすけて、バルムンクさん、お願いぃ……」

エルフ三男「女、剣を抜けッ! そいつは……そいつはお前の御守り神だ!!」

姉「お、おまもり? バルムンクさんが?」

エルフ三男「こわいものからお前を守る御守り神だ!! 抜け!!」

勇者「バル……ムンク……五柱の……勇者の……?」



姉「わ、バルムンクさん、きれい……」

エルフ三男「(黄金の柄……群青の宝玉……そして、あの輝く刀身……模造品ではない、この凄み……本物の聖遺物!?)」

勇者「お前が……五柱……!? お前みたいな老害が……」

エルフ三男「バカが!! 引っかかりやがって、テメェみてえなケツの青いガキなんざ、デュランダルぶらさげてようが勝ち目はねぇんだよ!!」

勇者「この……!!」

エルフ三男「それとも演説で想像力がオシャカか!? この路地じゅうにオレが逃げてる最中に買収した浮浪者がいて、
テメェの暴露の証人になってるだとか考えも及ばなかったのか? オレを脅した時点でテメェの負けだ、この殺人未遂犯がよぉ!!」

勇者「デタラメ言ってんじゃねぇーぞ!!」

エルフ三男「なにも浮浪者じゃねぇかもしれねえ、テメェが知らねえだけでオレの部下がいるかもしれねえなあ!!
おっと、また暴言だ!! 一字一句書き取らせてるからなぁ、救援活動ほっぽって、ご趣味の殺人に励んでおられましたってなあ!!」

勇者「ぐ……!!」

エルフ三男「彼女はいわば保険だよ保険、キの字に刃物とはよく言ったもんだ、
デュランダルなんつーあぶねえもん振り回したバカ相手する為の保険だよ! まだ因縁つける気か?
リスクでけぇよなぁ、五柱の勇者同士でやりあうのはよぉ!! どうすんだ? やんのか、やんねぇのか!?」

勇者「この……このゲス野郎ォォがッ!!」


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