過去ログ - 女騎士「おばあちゃんが言っていた。世界はこの私を中心に回ってる」
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ゴミクズ
◆nJFtHmO8u2
[saga]
2013/12/03(火) 03:47:41.70 ID:1jOlSVMpo
リンドヴルム「……」
女騎士「ふぁー」
息子「ふぁー」
娘「ふぁー」
ほ子「ふぁー」
騎士ほ「はぁ……女神と天使たちが、まどろみのなかでする欠伸……美しいですわ、可愛らしいですわ……」
エルフ近衛兵「ほんっといい所ですよねー、ここ。あったかいし空気もおいしいし」
騎士ほ「ハイエルフどもも一掃したし、避暑地にはもってこいですわね……別荘でも建てようかしら……」
エルフ近衛兵「いいお考えですな! 共和国もこんな僻地が観光地に相応しいとは夢にも思いますまい!」
騎士ほ「フクク……おうい古竜!! 寝たふりしてるんじゃあない!!」
リンドヴルム「む……」
騎士ほ「どうだね! 愛する妻と子供を、その軽やかな体毛で抱きとめる快感は!!」
リンドヴルム「……」
騎士ほ「フククク……! 貴様は彼女に認められつつあるんだよ、この私が保証してやろう!!
6年にわたる献身、私の目から見ても天晴なものだぞ! 彼女の罵倒は愛情表現でもある、わかるな!!」
リンドヴルム「……」
騎士ほ「どうした、恥じる事などないぞ!! 幸福だと、一言でいいから言ってみろ!!
紆余曲折あれど大した事ではない、ちっぽけな人間だとしても人生とは山あり谷ありなのだ!!」
リンドヴルム「わた……わたしは……」
騎士ほ「愛する者への注力は、生物の本能に基づく尊ぶべき美徳(ウィルトゥース)だ!! それを咎めるカミなぞ信じるな!!
貴様の愛する者こそがカミなのだ!! ガリアという苔生した僻地に縛られるほど、エルダーは矮小な存在ではないだろう!!」
リンドヴルム「認……める……認めるよ……」
騎士ほ「さあ古竜よ、高らかに愛を叫ぶがよい!! そして……」
リンドヴルム「わたしは今……幸せなのだ……」
騎士ほ「そして……お姉様の為に、これからも馬車馬のように働き続けよ……フクク、フククククク……!!」
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