過去ログ - 【魔法少女まどか☆マギカ】 神の子の物語
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[saga]
2013/11/27(水) 22:32:49.13 ID:WcyyUWvb0
この学校では、転校生がとても珍しいみたいだ。
ホームルームが終わって、休み時間になると、たくさんの、これからお友達になれるクラスメートたちが、
集まってきた。
「黄色のリボン、かわいいね。」
「英語ぺらぺらなの?すごい!」
「アメリカの学校では、どんな部活をしていたの?」
「ええっと…」
まどかは困った。
たくさんの質問を一度にされて、どれから答えたらいいのか分からない。
それに、緊張だってまだ残っている。
すると、まどかの回りに集まってきたクラスメートたちを掻き分けるように、黒髪の女子生徒が現れた。
あっ。
まどかはちょっと驚いた。
その子は、自己紹介したときに、目が合ってしまった子だった。
目があってしまった、というよりは、その女子生徒は、ずっとこちらを見ていたのだった。
自己紹介しているとき、ずっとだ。
そんな転校生が珍しかったのだろうか。
「ちょっと、みんな。一度に質問されて、その子が困っているでしょう。」
黒髪の子は、そういって、質問攻めに取り囲むまどかを助け出した。
「鹿目まどかさん。」
その人は、手を差し伸べて、まどかに言った。「学校、案内してあげるわ。」
優しい人なのかな?とまどかは思った。
その人は、髪に赤色のリボンを結んでいた。
どうしてだか、わからないけれども、頭に黄色いリボンを結んできたまどかにとって、赤いリボンを髪に
結びつけているこの子が、どこか親近感を感じた。
クラスで、髪にリボンを結んでいるのは、2人だけだったから。
この子と最初の友達になれるかもしれない、と期待感に心が膨らんだのだった。
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