過去ログ - 男「オレの人生ってつまんねえなあ」
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2013/11/29(金) 01:06:31.51 ID:M9/IMBjDO
  
  
 「これ一日中見てるの?」 
  
 「バカか。そんなわけあるか。 
18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/11/29(金) 01:11:59.41 ID:M9/IMBjDO
  
  
 「つまんねーのー」 
  
  彼女は再びベッドに寝転がった。 
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2013/11/29(金) 01:19:04.74 ID:M9/IMBjDO
  
  
 「なんかアニメとかみたいなことが起こればいいのにね」 
  
  実に具体性を欠いた発言だった。 
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2013/11/29(金) 01:24:34.17 ID:M9/IMBjDO
  
  
 「よしっ!  どこか出かけようよ!」 
  
 「いやだね」 
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2013/11/29(金) 01:46:13.94 ID:M9/IMBjDO
  
  
 「でもでも! 新宿にいるんだって。行こうよ! 変な商品ほしい!」 
  
  新宿自体はそれほど遠くはない。 
22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/11/29(金) 01:55:00.13 ID:M9/IMBjDO
  
  
 「ほんとさー。わたしの目の前でほかの女子褒めるのとかないよねー」 
  
 「でもお前だってイケメン見たら、彼氏の前だろうとガン見したりするんだろ?」 
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2013/11/29(金) 02:02:07.22 ID:M9/IMBjDO
  
  
  なんとか改札をくぐって地上へ出る。 
  が、今度は雨のにおいがたちまち襲ってきて、気分が悪くなる。 
  
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2013/11/29(金) 02:10:31.99 ID:M9/IMBjDO
  
  
  なんだか傘のせいなのか人のせいなのか、街中が妙に窮屈に見えて僕は息苦しさを覚えた。 
  
 「うん、そうだよ。どこかなあ?」 
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2013/11/29(金) 02:14:25.09 ID:M9/IMBjDO
  
  
  その女性はぱっと見、占い師のようにも思えた。 
  というか、格好が占い師みたいだった。 
  作務衣というのか、なんというのかわからないが、とにかく占い師のような格好を思い浮かべてほしい。 
26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/11/29(金) 02:20:34.10 ID:M9/IMBjDO
  
  
  
  
 「いらっしゃい」 
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