過去ログ - 【とある】インデックス「とうまが鎮守府に着任したんだよ!」【艦これ】
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72: ◆3FE3k//nSQ[saga]
2013/12/10(火) 22:37:19.06 ID:dJcz5/JWo





@廊下


一方通行「……」スタスタ



ふれんだ「(……わわっ、新入りの超弩級戦艦じゃない! ふれめあ、お姉ちゃんのところにおいで。結局うかつに近付いたら上下に真っ二つにされちゃうって訳よ!)」ヒソヒソ

ふれめあ「(……にゃあ。大体そんなに強そうな人には見えないし。駒場のお兄ちゃんの方がムキムキででっかくて強いに決まってるもん!)」ヒソヒソ

ふれんだ「(……もうっ、滅多なこと言っちゃ駄目! ほら、そろそろ開発ラインに戻るよ)」ヒソヒソ



かきね「なんだ、初めて見たけど世界最強の戦艦サマも案外大したことねぇなぁ! あの高名な航空戦艦垣根と比べても小型だし、ただのチビガキじゃねえか!」フフンッ

めじゃーはーと「なんでただの艦載妖精の貴方がちょっと誇らしげなのかしら?」

かきね「うるせえよめじゃーはーと! 垣根が実装されたら俺は絶対に垣根に持たせる紫電改二の操縦担当になって──ぷぎゅ!? あ、あの白髪戦艦わざと俺を踏んでいきやがった! ムカついた!!」ギャーギャー



一方通行「……いちいちうるせェ連中ばかりだなァ、ここの鎮守府は」スタスタ



一〇〇三一号「──本日のおやつは外の市場で購入した真っ赤なリンゴです、とミサカはホクホク顔で提示します」

九九八二号「ではこのミサカの部屋でりんごちゃん風に剥いてから頂きましょう、とミサカは提案して……あっ!?」コケッ


コロコロコロコロ……


一〇〇三一号「ああどうしましょう、せっかくのおやつがあちこちへ転がっていってしまいます! とミサカは──」

一方通行「……何がどォしましょうだこの大根役者。ここぞとばかりにわざとらしく大声張り上げやがって」ヒョイヒョイ

一〇〇三一号「バレましたか、とミサカはかわいこぶって舌を出してみます」テヘペロ

九九八二号「えっ、あ……一方通行。いつの間に帰投を、とミサカはリンゴを受け取りながらもちょっと驚愕しつつ訊ねます」

一〇〇三一号「九九八二番艦は知らないのですか? 彼は駆逐艦愛(ロリコン)をこじらせたばかりに、本日付で第一艦隊からリストラを宣告されて」

一方通行「その説明には生憎と語弊しか無ェがなァ?」ムニー

一〇〇三一号「ふぎぎ……とミサカは頬を引っ張られることへの反抗に両手を振り回します。食らえーミサカハリケーン」パタパタ

九九八二号「そろそろ行きましょう一〇〇三一番艦、他のミサカ達が待っています、とミサカは催促します」
九九八二号「……リンゴについては礼を言います、とミサカは因縁の相手に貸し一つ作ってしまったことを不覚に思いつつも退散を試みます」

一方通行「……どォでもイイがな。飽きた、さっさと失せろ」パッ

一〇〇三一号「言われなくとも、とミサカはリズミカルなおしりペンペンを繰り出しつつ立ち去ります」ペンペーン



あにぇーぜ「(……あの少年、やはり噂の通り駆逐艦大好き戦艦なんですかね?)」ヒソヒソ

るちあ「(……いわゆるミニコンという趣味なのでしょう。本人の艦船が大鑑巨砲だからこそ、小さい者が気にかかるものなのでは?)」ヒソヒソ

あんじぇれね「(……ええと、こ、怖い顔の不良さんが雨の日の捨て猫に優しいのと似た感じでしょうか……?)」ヒソヒソ




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