過去ログ - 一方通行「愛してるぜ美琴…」美琴「いきなり何言ってんのよ」
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2013/11/29(金) 12:53:44.41 ID:+WA1l0Wb0





―――さま

――集中しろ――
南方140キロ地点に積乱雲を発見、充分に発達し帯電している。

――えさま!

外野が何か言ってるが集中しろ!
私の電荷であの雲を引き寄せる!
あまり強くしすぎると落雷の可能性もある
慎重に慎重に―――

「お姉様が起きられないならこのわたくしめのチューで……」

「うっさい!!!」

轟!!
思わず目の前まで迫ってきていた黒子に向けて電荷放出。
黒こげ黒子の完成だ。
これで死なないどころか後遺症すら残らないのは慣れかはたまたギャグ補正か。

「ひどいですわお姉様! お姉様が眠ったように動かないからわたくしめの熱いベーゼで起こして差し上げようとしただけですのに!」

「そんなことより自販機のトコにいたやつは?」

黒子の戯れ言にいちいち付き合ってたらキリがない。

「そんなことって……! 先ほどの白い殿方ならお姉様をわたくしに任せてどこかへ行かれましたが」

「なんで止めないのよ! アイツ見たでしょ!? 命に関わるかもしれないのに!」

「とてもその様には見受けられませんでしたが……」

駄目だ、黒子はわかってない。

「あの白さ! 目の赤さ! あれはアルビノって病気なの! 直射日光に当たってたら皮膚ガンになっちゃうでしょーが!」

「確かにそうかもしれませんが、その様なことは殿方ご自身でわかっておいでで、対策などもしていらっしゃるのでは?」

うっ、言われてみれば確かにそうかも。
自分のことは本人がよくわかってるだろうし、紫外線を100%反射する日焼け止めなんかも最近発売されてるし。

「ところでお姉様はなにを呆けていらしたのですか?」

「別に呆けてないわよ。あの男を日陰に連れて行こうと思ったけど空いてないから、
ちょっと能力で雷雲呼んで影をつくろうとしただけ」

先ほどの木陰を横目で確認する。
まだカップルがいちゃついてる[ピーーー]。




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