過去ログ - 一方通行「愛してるぜ美琴…」美琴「いきなり何言ってんのよ」
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
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2013/11/29(金) 12:56:30.21 ID:+WA1l0Wb0
「クソッ」
たかが一万円、無視しても良かった
超能力者に対する奨学金に加えて実験協力に対する謝礼、能力を利用した商品のインセンティブなど
毎月使い切れないくらいのお金が入ってきている。
だが、一方通行の足は180度回転し、再びあの公園に向かっていた。
金はいくらあっても困らない、自販機に負けたようでムカつくetc.いくらでも理由らしきものは思い浮かぶ。
しかし、そのどれもが白々しく、わざわざ戻るほどのことではないように思えた。
自分でもわからない理由。今戻れば先ほどの少女もいるかもしれないのに。
そこまで考えて、頭をよぎったもう一つの理由。
もしかして、あの少女に会うために―――
「あぁーーーっ! アンタさっきの!!」
俯いていた頭を起こす。先ほど公園で会ったばかりの少女がいた。
「オマエ……」
言葉が出ない。当たり前だった。話すことなど何も無い。
立ち尽くす一方通行の前で少女はキョロキョロと辺りを見回すと、一方通行の腕を掴んだ。
一方通行の『反射』は、単純な力に対しては過度にかかる負担に対してのみ反応する。
軽く掴まれた程度では反射しない。
そうしなければ、缶コーヒーすら持てなくなってしまうからだ。
腕を掴んだまま歩きだそうとする少女。もし拒もうと動けば反射が発動しかねない。
仕方なく連れられて歩く。その先にあってのは、一軒の喫茶店だった。
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