過去ログ - P「どうも。元スパイの赤羽根です」
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6: ◆DMVtSSFzcg[saga]
2013/11/30(土) 00:19:10.37 ID:wEM0X0ok0
高木「ありがとう、恩に着るよ。しかし目はやりすぎではないかね?」
?「目尻だから失明の問題はない。急所の一つだ」
青年は淡々と述べる。冷静さと行動力がすさまじく高いようだ。
?「じゃあ、これで」
高木「待ってくれ。名前は?何かお礼がしたい」
?「礼などいらん。その気持ちがあるなら募金活動でもして……」
しかし彼は一旦区切り、私をじっと見ながらゆっくりと言った。
赤羽根「ひとつ頼みがある。名前は……赤羽根健治だ」
高木「赤羽根君か、なんだねお願いとは?」
思えば、このときが運命だったのかもしれない。
募金から羽を連想し、ありふれた名前を言った彼は――
――まぎれもなく救世主だった。
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