48:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2013/12/03(火) 22:33:59.01 ID:rhXlYfxT0
==== その週末 朝 ====
（天候・晴れ 見渡す限りの荒野に浮かぶヴンダー）
（甲板の縁に並んで立つ４機のエヴァ）
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2013/12/03(火) 22:34:52.97 ID:rhXlYfxT0
アスカ「マリの合図でアタシ、シンジ、Ｂ子が続いて降下」
シンジ「うん」
別レイ「はい」
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2013/12/03(火) 22:35:24.42 ID:rhXlYfxT0
アスカ「基本的にはきのうまでのシミュレーションといっしょ。でも落下の感覚は実際に落ちてみないとわからないから、きょうの訓練で基本動作をマスターすること。いい？――特にシンジ！」
シンジ「えっ？」
アスカ「シミュレーションで２回も初号機壊してるんだから、気を抜くんじゃないわよ！」
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2013/12/03(火) 22:36:11.52 ID:rhXlYfxT0
シンジ「だ……だって突然スラスターが止まるから――」
アスカ「あったりまえでしょ、緊急対応訓練なんだから。今回は意図的なトラップはないけど、実機じゃ何が起こるか分からないから、着地するまでは高度計と噴射ボタンから目と指を離すんじゃないわよ」
シンジ「わ……わかったよ」
52:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2013/12/03(火) 22:36:41.99 ID:rhXlYfxT0
アスカ「じゃあ行くわよ。マリ！」
マリ「らじゃ！――きゃっほう！」
（飛び降りる改１３号機）
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2013/12/03(火) 22:37:33.51 ID:rhXlYfxT0
マリ「『Ｌ結界密度、基準値以下を確認』っと。いいよー！」
アスカ「行くわよ！ ……とりゃああああ！」
（続く８＋２号機、初号機、改９号機）
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2013/12/03(火) 22:38:26.44 ID:rhXlYfxT0
シンジ（は……速い！）
アスカ「シンジ！ 姿勢を保ちなさい！」
シンジ「りょ……了解」
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2013/12/03(火) 22:38:53.46 ID:rhXlYfxT0
シンジ「くっ！」
（残りの距離を落下して着地する初号機）
ｽﾞｼｬｯ
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2013/12/03(火) 22:40:15.27 ID:rhXlYfxT0
アスカ「まだ終わりじゃない！ 走れ！」
シンジ「う、うん！」
（廃墟を飛び越えながら走る４機のエヴァ）
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2013/12/03(火) 22:41:05.20 ID:rhXlYfxT0
マリ「きょうび、こういう特大運動場にはことかかないよねー」
アスカ「しゃべるなっ！ 舌噛むわよ！」
シンジ（ここも元は畑や住宅地だったのかな……）
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