64:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2013/12/03(火) 22:49:45.57 ID:rhXlYfxT0
アスカ「まあ、シンジもＢ子も、初めてにしちゃ上出来だったわ。……ブリッジ、各機の状態は？」
リツコ『問題ないわ』
アスカ「了解。――じゃあ、１０分休憩したら、船に戻ってもう１回やるわよ」
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2013/12/03(火) 22:50:13.26 ID:rhXlYfxT0
アスカ「仕方ないでしょ。平日はアンタら『学校』なんだから」
シンジ「それはそうだけど……」
アスカ「きょうは機体のチェックを挟んで、あと３回はやるからね」
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2013/12/03(火) 22:51:06.05 ID:rhXlYfxT0
==== ヴンダー ブリッジ ====
リツコ「シンジ君とＢ子の実機訓練、滑り出しはまずますね」
ミサト「そう、よかった。――高雄くん、主機の方は？」
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2013/12/03(火) 22:51:42.43 ID:rhXlYfxT0
ｶﾁｯ
高雄「どうだＣ子？」
Ｃ子『問題、ありません』
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2013/12/03(火) 22:52:33.37 ID:rhXlYfxT0
高雄「降下訓練の後半は船を動かしながら行うことになってる。主機の応答に注意するんだぞ」
Ｃ子・Ｄ子『了解』
高雄「ふう、主機の前にお嬢ちゃん方のご機嫌伺いですわ……」
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2013/12/03(火) 22:53:04.15 ID:rhXlYfxT0
==== 地表 目標ビル付近 ====
マリ「おーい、だいじょぶ？ わんこくん」
シンジ「正直、きつかった……アスカも真希波も、ずっとこんなのやってるの？」
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2013/12/03(火) 22:54:52.97 ID:rhXlYfxT0
マリ「でもこういうタイミングで途中から始めるんじゃ、わんこくんもＢ子くんも大変だよねー」
アスカ「言っとくけど、こんなのはまだ序の口よ。最終的には、今と同じ動作を火の海の真っただ中でやるんですからね」
シンジ「……ホント！？」
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2013/12/03(火) 22:55:34.29 ID:rhXlYfxT0
アスカ「何よ。アタシがウソついてるってぇの？」
シンジ「ち、違うよ」
アスカ「まあ、覚悟しときなさい」
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2013/12/03(火) 22:56:10.48 ID:rhXlYfxT0
シンジ「ん？」
（ふと地平線上の土煙に目が止まる）
（モニタ上のウインドウ内にズーム画像 人型の機械らしきものが動いている）
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2013/12/03(火) 22:56:46.61 ID:rhXlYfxT0
シンジ「ねえアスカ！ あれ！」
アスカ「なに」
シンジ「あれ何！？……まさか――ネルフのエヴァ！？」
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2013/12/03(火) 22:57:34.86 ID:rhXlYfxT0
アスカ「『トライデント改』」
シンジ「……何それ」
アスカ「改２号機用の機械部品を寄せ集めて、旧戦自がニアサー前に開発していた操縦系を組み合わせた、ロボットみたいなものよ」
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