96:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2013/12/03(火) 23:17:59.15 ID:rhXlYfxT0
リツコ「この船は、あす出発します」
シンジ「!」
リツコ「先生方には、明朝、下船してもらうことになっています。先生方だけじゃない、その他、一部の食堂スタッフや整備士、甲板員など、民間から来ている人たちは全てよ」
97:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2013/12/03(火) 23:19:28.20 ID:rhXlYfxT0
リツコ「その後の予定や目的地については、出発後にあらためて説明を行います」
一同「……」
リツコ「本当にごめんなさい。予定が前倒しになっているせいもあるけど、機密保持の都合もあって直前まで明かすわけにいかなかったの。――あんまり慰めにはならないとは思うけど――この船の乗員のほとんどにも知らせていなかったのよ」
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2013/12/03(火) 23:22:05.74 ID:rhXlYfxT0
リツコ「埋め合わせと言ってはなんだけど――このあと1800から食堂で、ちょっとしたお別れ会を予定してるわ」
一同「……」
リツコ「先生方も支度ができたら来てくださいね。――あなたたちもよ」
99:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2013/12/03(火) 23:23:35.91 ID:rhXlYfxT0
ヒカリ「いいかしら?――それじゃあ、これから通知票を配ります」
シンジ「通知票……」
ヒカリ「ええ。――アヤナミさんは3人いるから、B子さんからね」
100:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2013/12/03(火) 23:24:38.69 ID:rhXlYfxT0
ヒカリ「まだ中間テストもしてないし、正式なものじゃないけど、わかる限りのことは記したつもりよ」
生徒たち「……」
トウジ「失くしたらあかんで。お前たちのここまでの受講証みたいなもんやからな」
101:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2013/12/03(火) 23:25:57.84 ID:rhXlYfxT0
ヒカリ「――質問がなければ終わりにします」ニコ
生徒たち「……」
ヒカリ「休みが終わって……またみんなの元気な顔を見られるのを……」
102:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2013/12/03(火) 23:27:29.00 ID:rhXlYfxT0
==== 翌朝 船体下部 乗降口 ====
ケンスケ「じゃあ、みんな元気でな」
トウジ「勉強、さぼるんやないで」
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2013/12/03(火) 23:29:21.13 ID:rhXlYfxT0
食堂のおばさん「あんたたち、気を付けてね」
C子・D子「はい」
おばさん「あたしは、この下の工場にいるから。終わったら食べに来てね」
104:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2013/12/03(火) 23:29:56.48 ID:rhXlYfxT0
ミサト「ヒカリちゃん、今まで本当にありがとう」
ヒカリ「いいえ、私の方こそ。――子供たちをお願いします」
ミサト「わかってるわ」
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2013/12/03(火) 23:30:27.68 ID:rhXlYfxT0
シンジ「委員長……」
ヒカリ「気を付けてね、碇くん」
シンジ「委員長も」
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