261: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/11/30(土) 21:48:49.22 ID:++eeepL+0
機械男「じゃあね、コレで終わりだよ」
警部「あ、最後に一つ……」
機械男「なに?」
262: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/11/30(土) 21:49:47.48 ID:++eeepL+0
機械男「さようなら、僕の大好きなパートナー」
機械男「それじゃ」
263: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/11/30(土) 21:50:57.45 ID:++eeepL+0
――――――
―――
―
カランカラン
264: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/11/30(土) 21:51:52.11 ID:++eeepL+0
店主「……警部さんのこと、残念だったな」
機械男「気にしてない、彼がそう望んだことだし僕もそれを心のどこかで望んでた」
機械男「お互い様……コレで晴れて僕は本物の殺人鬼さ」
265: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/11/30(土) 21:52:45.04 ID:++eeepL+0
店主「報酬は渡した、お前さんは依頼で警部さんを始末したんだ」
店主「だから、お前さんはお前さんの言う殺人鬼って奴にはなってないよ」
機械男「少なからず恨んではいた、それに殺し屋だの殺人鬼だの、結局は全部同じだよ」
266: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/11/30(土) 21:53:57.24 ID:++eeepL+0
チンピラ「お、この前話していた猫ちゃんか」
店主「おいおい、ウチはペット禁止だぞ?」
機械男「いつも連れ歩いていないと拗ねちゃうんだ……迷惑はかけないからさ」
267: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/11/30(土) 21:55:06.96 ID:++eeepL+0
機械男「それよりマスター、いつもの頂戴」
店主「おっと残念、お前さんにはもう酒は出さねぇんだ」
機械男「え゛!?なんで!?」
268: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/11/30(土) 21:56:47.05 ID:++eeepL+0
機械男「最後の最後にコレか……酷い嫌がらせだ」
店主「ッつーワケで、お前にゃ酒は飲ませられないな」
機械男「ちぇっ」
269: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/11/30(土) 21:57:44.35 ID:++eeepL+0
機械男「貰おうかな、それを」
店主「おう待ってな!腕によりをかけて作ってやるよ!」
チンピラ「ヘヘ……反吐が出るくらい不味いぜぇ?」
270: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/11/30(土) 21:58:21.45 ID:++eeepL+0
機械男(……キミがいなくても僕は生きていく)
機械男(いつか僕もキミと同じように報いを……裁きを受ける日が来るだろう)
機械男(それでも、僕は殺し屋を続ける)
282Res/113.82 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。