38: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/11/30(土) 18:35:55.36 ID:++eeepL+0
警部「小遣い程度なら俺のポケットマネーから出してやるよ。ほれ」
機械男「ん、ありがと」
警部「いいよ、今回も仲介料貰うしな」
39: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/11/30(土) 18:36:29.67 ID:++eeepL+0
機械男「じゃあここのお勘定もよろしく、僕は彼女を待たせてるからもう行くよ。ありがと、美味しかったよ」
店主「あいよ、警部さんに付けとくぞ」
機械男「じゃあねー」スタスタ
40: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/11/30(土) 18:37:00.77 ID:++eeepL+0
チンピラ「あいつ、ホントに始末してきたと思うのか?」
警部「ああ、勿論だ。いつもああやって……失礼、電話だ」
警部「もしもし?……ああ、殺しねぇ……場所は……」
41: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/11/30(土) 18:37:33.76 ID:++eeepL+0
警部「明日の朝刊を楽しみにしてな……はい、お代」
店主「まいど、確認次第振り込んでおくよ。振込みは……」
警部「俺の口座にお願いするよ。あいつには俺から渡すから」スッ
42: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/11/30(土) 18:38:02.34 ID:++eeepL+0
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43: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/11/30(土) 18:38:39.80 ID:++eeepL+0
「人形が息子を追っていった、不死身の化け物が息子を殺したの繰り返しですよ」
警部「で、俺が呼ばれたわけだ」
「はい、警部が追い続けている事件の類のものだと思われましたので」
44: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/11/30(土) 18:39:10.24 ID:++eeepL+0
警部「おーおー、やっぱりか。俺が追ってるやつだね。いつ見ても凄い死に方だなこりゃ」
「手足が綺麗に捻り取られ、さらに胸に野球ボールくらいの大きさの穴がポッカリ」
「いったいどうやったらこんな事が出来るのやら……」
45: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/11/30(土) 18:39:52.58 ID:++eeepL+0
警部「以前は小さな町で起きている程度だったけど、ここ最近でこんな都会にも進出して来たか」
警部「……周りを見た感じだと銃撃戦をしてたみたいだけど」
「それはすべて被害者が発砲したものです」
46: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/11/30(土) 18:40:19.43 ID:++eeepL+0
警部(本当に困ったことに……)
警部(誰が殺したかっていうのが一発で分かっちゃうのがねぇ)
警部(正体がバレない今のうちはいいけれど、情報操作と隠蔽工作するこっちの身にもなれっての)
47: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/11/30(土) 18:40:50.64 ID:++eeepL+0
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機械男(S・N……それが、過去の記憶の無い僕に与えられた名前。猟奇的殺人者の名前)
48: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/11/30(土) 18:41:31.83 ID:++eeepL+0
機械男(……それはきっと、僕自身なのだろう)
機械男「じゃなきゃ、今もこうして人殺しなんてしてないだろうしね」
機械男「キミは僕の名前、どう思う?的を得ていると思わない?」
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