78: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/11/30(土) 18:59:01.20 ID:++eeepL+0
警部「あの時は本当にどうかしていた……精神的に病んでて自傷癖まで出てたくらいだ」
機械男「その顔の傷も?」
警部「そう、これは殺しをした直後につけた傷」
79: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/11/30(土) 18:59:33.89 ID:++eeepL+0
警部「そんで、色々あって警察に入ったはいいが、こっちはただ単に内部がどれだけ腐っていたか見たかっただけ」
警部「外から声が掛かっただけで殺人事件を揉み消すような組織はどんな感じなんだろうなって」
機械男「キミ、助けられておいてよく言うよ」
80: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/11/30(土) 19:00:06.22 ID:++eeepL+0
警部「当事者からすりゃたまったものじゃないが……そういうことになるな」
機械男「陳腐、幼稚、下らない。理由付けとしては落第点」
警部「ハハ、酷い言われようだ」
81: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/11/30(土) 19:00:41.89 ID:++eeepL+0
機械男「僕に同意を求めるのが間違ってるよ」
機械男「そしてもう一つ、殺しに罪悪感は……」
警部「無い。俺たちがやっている事は正義だ」
82: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/11/30(土) 19:01:09.33 ID:++eeepL+0
警部「ところでS・N」
機械男「ん?どうしたの?」
警部「……後をつけられているな」
83: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/11/30(土) 19:01:37.89 ID:++eeepL+0
機械男「いや、普段どおりに振舞って感情を悟られないようにしているのだと思っていたけど……」
警部「本気で普段どおりに会話してたぞ……」
機械男「やれやれ、買いかぶり過ぎていたようだね」
84: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/11/30(土) 19:02:10.63 ID:++eeepL+0
機械男「適当なところで撒くよ、走ろう」ダッ
警部「おいちょっと待てよ!」ダッ
85: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/11/30(土) 19:02:37.42 ID:++eeepL+0
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86: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/11/30(土) 19:03:34.84 ID:++eeepL+0
警部「だが、ああいうのは始末しないのか?」
機械男「うん、手を出してこない限りは……逃げ切る自身はあるからこっちの足はつかないだろうし」
87: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/11/30(土) 19:04:02.22 ID:++eeepL+0
警部「がむしゃらに走ったせいでわかんねぇ場所に来ちまったな」
機械男「あ、僕ん家この近くだから。じゃあね」スタスタ
警部「お、本当か。せっかくだし今日は泊めてくれないか?ここから家に帰るのにも骨が折れそうだ」
88: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/11/30(土) 19:04:34.10 ID:++eeepL+0
機械男「そのうち紹介するよ、本当は引っ越してきたばかりで部屋が散らかってるから上げたくないだけだし」
警部「ま、期待はせずに待っておくよ」
機械男「ん、わかったよ」シュパッ
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