過去ログ - 一夏「イチローはすばらしい」
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2013/11/30(土) 22:07:55.65 ID:+Yq1QOdC0
「なのるほどのものじゃあない」

一夏「お前…どこかで…あっ!」

一夏「日ハムのカイエン青山じゃないか!」

斉藤「顔ばれしちゃうのってやばいっすか?」

一夏「なんのようだ!」

斉藤「…君はイチロー選手になりたいといっているが…それは無理な話だ…」

一夏「知った風な口を利くな!俺はかならずイチローになる!」

斉藤「…俺も…今追いつきたい相手がいる…」

一夏「もしかして…マー君のことか?」

斉藤「そうだ…今はまだ40歳の現時点では、ピッチャーとしてマー君の方が上だ」

斉藤「でも、50歳になったら、60歳になったらどうかということは誰にもわからない、そのための大学4年間だったと思っているんだ。私はそこには、けっこう自信を持ってる」

一夏「さ、斉藤…」


すでにマー君は48連勝の世界記録を達成し、球界を引退して楽天の監督として活躍していた。


一夏「お前ってやつは…」ジワァ


一夏は自身の行った愚考に後悔した。


一夏(イチローにはなれない。なぜなら俺は織斑一夏なのだから)

一夏(斉藤は…わかっているんだ…自分が決してマー君になれないことを…だが、それでも…)

一夏(やらなくちゃならないんだ……それにくらべて…俺には…そこまでの覚悟がなかった!)


一夏「斉藤…おれ…学園に戻るよ」

斉藤「それがいい…ここからは修羅の道だからね」

一夏「ありがとう」

斉藤「テレビ!見ていてくれよ!絶対1勝してみせるから!」

一夏「!!」ブワァ


斉藤は…すでに球団をクビになっていた。合同トライアウトの参加で三面記事を賑わせたのは記憶に新しいことだった。


一夏「じゃあ俺行くから…」

斉藤「ああ、さようなら」


一夏「…あぁ、やっぱ一応サインくれ…あれ?斉藤?」


だが、そこには誰もいなかった。

一夏は目を擦り、もう一度辺りを見回したが、斉藤の姿を確認することはできなかった。


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