過去ログ - 勇者「安価で旅をしよう」
1- 20
28:
2013/12/01(日) 09:27:48.54 ID:Q257UNAU0


勇者「は、はい……! 農作物を水産物に変えられそうです!!」

会長「農作物を水産物に変える能力だって……!?」

勇者「あっ、でもここは農協なのに……」

会長「い、いや、気にしなくてもいいよ。そうか、しかし面白い能力だね。普通に考えれば野菜を魚に変えて魔王領に輸出し直せば、銀を金に変えるようなものだよ」

勇者「錬金術みたいですね!」

会長「農協の会長としては複雑な気分だが、魔王印の農作物を勇者くんの錬金術で水産物に変えて出荷し直し、その差額収入で人間の国の農業を支援すれば……」

勇者「な、なるほど! すべて解決ですね!!」

会長「さすが勇者くんだ、魔王の暴虐を阻止するためだけにピンポイントで誕生した能力のようだね」

勇者「えへへ」テレテレ

会長「そうなると農作業指導員をきみにつける理由もないんだが……せっかくだから農作業を少し体験していくといい」

勇者「そうですね! じつは一度やってみたかったんです。やっぱり自分が食べているものに、もっと感謝したいですから」

会長「殊勝な心がけだね、きみもノートに名前を書いておこう。では、そうだな……指導員はあいつにするか」ペラペラ

勇者「そ、その白いノートはなんですか? なんか人の名前がたくさん書いてありますが」

会長「白いノートには期待している優秀な人材、黒いノートには首を切る人材の名前が書かれているんだ」

勇者「……な、なるほど」ゴクリ

会長「よし、きみの指導員を決めたよ。>>29なやつだが、とても優秀で信用できる人物だよ」

勇者「>>29……ですか?」




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
114Res/43.92 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice