過去ログ - ほむら「想いの結晶」
1- 20
115:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/12/03(火) 15:05:14.18 ID:Hl+0ruDFo


「あっ……ぐ、がは、げほ、っ」


意識を失うだろうギリギリのところで手を離して、代わりに両の手を地面へと抑え付けた。
酸素を求めて激しく咳き込む彼女と、それを歯ぎしりしながら見ていることしかない彼女たち。
私の口は勝手に動いて、言葉を贈る。


「巴マミ。あの時に見殺しにしてしまった子供への贖罪は、魔獣を滅ぼせば終わるのかしら?」


「あなたの両親を救わずにあなただけが助かったことは、もう後悔していない?」


「普通の人間としての暮らしを捨てて、誰かを密かに助けることで辛うじて支えられているあなたの心は、もう平気なの?」


目が見開く。
どうしてあなたが知っているの、と。
それに怪しく笑って返しながら、私は変わらず言葉を紡ぐ。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
220Res/113.30 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice