過去ログ - ほむら「想いの結晶」
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118:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/12/03(火) 15:06:54.58 ID:Hl+0ruDFo


「なくしたはずの機会。ありえないはずの再会。あなたはそれをまたどぶに捨てるの?」


以下略



119:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/12/03(火) 15:07:20.81 ID:Hl+0ruDFo


「……じゃあ」


以下略



120:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/12/03(火) 15:08:00.05 ID:Hl+0ruDFo


「あたしは確かにあたしの想いを無理やり飲み込んでるよ。そうだよ、あんたの言う通りだよ」


以下略



121:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/12/03(火) 15:08:49.21 ID:Hl+0ruDFo

「……黙り、なさい」

「どうしてあたしを焚き付けて、わざわざ自分でかけた呪いを取ってまで、素直になれって言い続けるんだよ」

以下略



122:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/12/03(火) 15:09:30.54 ID:Hl+0ruDFo

怒りが私の身体を巡って、制御も効かなくなって、暴れ回って外に出て行く。
世界が揺れて、光が落ちて、風が荒れ狂って、翼から染み出た闇が私を起点にどこまでも広がる。
ある所で止まった影が、質量を持って、先を鋭く尖らせて、その先端を一点に向ける。
私の世界を乱した侵略者へ。
以下略



123:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/12/03(火) 15:10:08.25 ID:Hl+0ruDFo

ただ、走っていた。
前も見ず、横も見ず、何も見ずに。
どうしようもないほど掻き乱された頭がどうしようもないほど痛くて、思考は何一つまとまらない。
風と雨は勢いを増して、私の全身を打って、涙の跡を掻き消していく。
以下略



124:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/12/03(火) 15:11:14.40 ID:Hl+0ruDFo


「はあっ、はあ……う、っ」


以下略



125:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/12/03(火) 15:11:46.17 ID:Hl+0ruDFo


「ごめんね」


以下略



126:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/12/03(火) 15:12:14.00 ID:Hl+0ruDFo


「っ、え」


以下略



127:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/12/03(火) 15:12:47.53 ID:Hl+0ruDFo

呆然と立ち尽くす私はあちらこちらから水滴を滴らせている。
金縛りにあったように動けない。
しばらくそうしていたら、あの子の方から歩み寄って来た。

以下略



128:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/12/03(火) 15:13:38.22 ID:Hl+0ruDFo


「……だめ、私、汚い、から」

「そんなことないよ。ほっといたら、風邪引いちゃうから」
以下略



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