17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/12/01(日) 19:44:07.94 ID:j4MC2eqco
四人の他愛ない会話が、ぶつりぶつりと聞こえてくる。
それを邪魔する風と、強烈な直射日光も、大した問題ではない。
世界の外にある太陽は、とてもゆっくりと動いている。
時間の流れなどに、この瞬間を邪魔できようもない。
ゆっくりと手を空にかざして、天上に鎮座する熱の塊を握り込むように力を込めた。
『そういやさ、まどか、さっき、ほむらの奴に何か言ってた?』
耳元から不意にこぼれた佐倉杏子の声で、私の動きは停止する。
寝てたのならそんなところまで耳聡く聞き止めなくてもいいだろうに。
220Res/113.30 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。