4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/12/01(日) 19:33:47.51 ID:j4MC2eqco
「夜遊びかしら。美樹さやか」
「……誰が好き好んで。こいつらを差し向けたの、あんたでしょ」
声のする方へ振り向けば、そこに居たのは一人のクラスメイト、元、円環の鞄持ち。
美樹さやかが、私の使い魔を足元に引き連れて立っていた。
表情に浮かんで見えるのは、戸惑いと、若干の怒りと、敵意。
私に向けられたそれを感じて、口元が笑いのかたちにねじ曲がる。
「あら、困った子たち」
はぐらかすように答えて、手をゆっくりと招聘の形に二度動かす。
無邪気な声を上げて走り寄る使い魔たちを、あやすように撫でてあげた。
いくつかは弾けて闇に溶け、いくつかはまた楽しそうに私から散って行く。
その後姿に目線をやり、わざと美樹さやかを無視するような素振りを見せてやれば、分かりやすく彼女は苛立ちを隠さない。
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