過去ログ - 七海「日向くん達と過ごす年末年始」
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756:UNKNOWN ◆1Y6SCxijQMId[saga]
2014/01/05(日) 12:03:27.71 ID:Zln5pEGTo
江ノ島「で、元カレの研究を元に内側から脳を刺激するにはどうすればいいか考えたんだけど」
江ノ島「衝撃的な体験をさせればいい具合に記憶が刺激されるんじゃないかって思いついたわけよ」
江ノ島「例えば、『絶望的な夢を毎晩見せ続ける』とかね?」
757:UNKNOWN ◆1Y6SCxijQMId[saga]
2014/01/05(日) 12:04:46.84 ID:Zln5pEGTo
日向「ッ……はぁ……はぁ……!!」
――ついさっきまで思い出せなかったことが、今は全て思い出せる。
名前も、顔も、声も、匂いも、思い出も。
758:UNKNOWN ◆1Y6SCxijQMId[saga]
2014/01/05(日) 12:05:41.98 ID:Zln5pEGTo
江ノ島「一つの体に二つの人格とか、絶対面倒なことになるに決まってるしね!」
江ノ島「某殺人鬼を見るに!」
日向(俺が……消える……?)
759:UNKNOWN ◆1Y6SCxijQMId[saga]
2014/01/05(日) 12:06:26.84 ID:Zln5pEGTo
日向「ふ……っざけるなあああああああああ!!!!」
ガシッ!!
日向「全部……! 全部お前のせいじゃないか!!」
760:UNKNOWN ◆1Y6SCxijQMId[saga]
2014/01/05(日) 12:07:27.51 ID:Zln5pEGTo
江ノ島「じゃが、確かにこのままではお前にとってちと理不尽すぎる」
江ノ島「そこで、慈悲深い私様が『特別ルール』を設けてやった」
日向「特別……ルール……?」
761:UNKNOWN ◆1Y6SCxijQMId[saga]
2014/01/05(日) 12:08:43.31 ID:Zln5pEGTo
江ノ島「その場合、私様が掌握しているカムクライズルの才能は間違いなく暴走するよ?」
江ノ島「そうなれば、なりを潜めていたカムクライズルの人格がアンタの人格を乗っ取るだろうね」
江ノ島「復活したカムクラが何をするかはアタシですら予測がつかないけど」
762:UNKNOWN ◆1Y6SCxijQMId[saga]
2014/01/05(日) 12:09:48.45 ID:Zln5pEGTo
江ノ島「あ、ちなみに後者を取る時は自分を撃ってね?」
江ノ島「どうよー? なかなか良い取引じゃなーい?」
日向「な、何が取引だ!? どっちにしてもお前の都合のいいようにしかならないじゃないか!!」
763:UNKNOWN ◆1Y6SCxijQMId[saga]
2014/01/05(日) 12:10:55.29 ID:Zln5pEGTo
江ノ島「さ、どうする?」
江ノ島「私様を殺して、絶望を復活させるか」
江ノ島「自分を殺して恋人を守り、絶望を復活させるか」
764:UNKNOWN ◆1Y6SCxijQMId[saga]
2014/01/05(日) 12:11:37.48 ID:Zln5pEGTo
………
765:UNKNOWN ◆1Y6SCxijQMId[saga]
2014/01/05(日) 12:13:17.48 ID:Zln5pEGTo
日向「やめろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」
江ノ島「ととっ」
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