過去ログ - 陽乃「私が雪乃ちゃんの事を嫌い?」
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1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/12/02(月) 00:34:18.25 ID:Vq/LWnx3O


陽乃「そんなわけないじゃない、どうしてそう思ったの?」

八幡「いえ、なんとなくですよ。文化祭の時には妹の前に立ちはだかり、それを越えさせようという歪んだ愛情の姉なのかと思ったんですがね」

陽乃「歪んだ愛情って、比企谷くん酷い事言うね」


短い。閲覧若干注意

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2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/12/02(月) 00:39:36.63 ID:Vq/LWnx3O
八幡「いや、別に変な意味ではなく…」

陽乃「ううん、気にしてないよ。それより話、続けて貰える?」

八幡「はい。そう思ったきっかけがですね。ある推理小説を読んだんですよ」
以下略



3:思いつきなんで勘弁して
2013/12/02(月) 00:41:14.27 ID:Vq/LWnx3O
八幡「はい。そこで俺は奇妙な感覚に囚われました。結構推理小説は考えながら読むタイプでしてね。いつものように推理してたんですよ。そして、自分の中で歯車が揃い、犯人がわかった、しかし」

陽乃「犯人はその人ではなかった?」

八幡「その通りです。確かにこれは推理小説やミステリー小説なんかにはよくある手法で、むしろこれを読みたい人間すらいる賢い人間の書き方、そう」
以下略



4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/12/02(月) 20:25:26.18 ID:13Y1vhMRO
八幡「…えぇ、その通りです。人にセリフ取られるのってなんか嫌ですね…」

陽乃「それは皆そうだとおもうよ?それより、そのミスリードによって起こった奇妙な感覚って?」

八幡「同じなんですよ」
以下略



5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/12/02(月) 20:30:20.12 ID:13Y1vhMRO
八幡「そこで俺は仮説を立てました。例えば、雪ノ下陽乃が皆が思っているほど完璧な人間じゃなかったら」

陽乃「…」

八幡「嫉妬もするし自分の為になんでもする。一般人だったとしたら、文化祭の時のあの『感の良いガキは嫌いだよ』と言う言葉自体がミスリードだったとしたら、妹に立ちはだかっているのは歪んだ姉心ではなく、憎しみからだったとしたら、例えば…」
以下略



6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/12/02(月) 20:42:13.75 ID:13Y1vhMRO
八幡「雪ノ下さんは雪ノ下雪乃、というよりむしろ、人間が嫌いなんだったとしたら…」

陽乃「……面白い事を言うね比企谷くん」

八幡「否定は、しないんですか」
以下略



7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2013/12/02(月) 20:47:21.29 ID:kxyA04Em0
ほう、期待させていただこう


8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/12/02(月) 20:52:52.41 ID:13Y1vhMRO
八幡「じゃあやっぱり…」

陽乃「そう、本当の私は人間が嫌い、というより怖いの。怖くて、辛いものから逃げたくて、仮面を被った」

八幡「俺の事を気にかけてたのは、雪ノ下と…誰よりも完璧な『人間』であろうとする彼女の、真反対だと感じたからですか」


9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/12/02(月) 21:01:09.58 ID:13Y1vhMRO
陽乃「うん、それも正解。」

八幡「正解って…それじゃ雪ノ下は…」

陽乃「雪乃ちゃんが悪いんだよ?完璧に見えるものを追いかけて…そして追いついて私を壊そうとする…仮面の内側に入り込んで来ようとする…」
以下略



10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/02(月) 21:11:04.76 ID:Zb0b7ONEo
ほうほう続けて


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