過去ログ - 陽乃「私が雪乃ちゃんの事を嫌い?」
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5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/12/02(月) 20:30:20.12 ID:13Y1vhMRO
八幡「そこで俺は仮説を立てました。例えば、雪ノ下陽乃が皆が思っているほど完璧な人間じゃなかったら」
陽乃「…」
八幡「嫉妬もするし自分の為になんでもする。一般人だったとしたら、文化祭の時のあの『感の良いガキは嫌いだよ』と言う言葉自体がミスリードだったとしたら、妹に立ちはだかっているのは歪んだ姉心ではなく、憎しみからだったとしたら、例えば…」
6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/12/02(月) 20:42:13.75 ID:13Y1vhMRO
八幡「雪ノ下さんは雪ノ下雪乃、というよりむしろ、人間が嫌いなんだったとしたら…」
陽乃「……面白い事を言うね比企谷くん」
八幡「否定は、しないんですか」
7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2013/12/02(月) 20:47:21.29 ID:kxyA04Em0
ほう、期待させていただこう
8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/12/02(月) 20:52:52.41 ID:13Y1vhMRO
八幡「じゃあやっぱり…」
陽乃「そう、本当の私は人間が嫌い、というより怖いの。怖くて、辛いものから逃げたくて、仮面を被った」
八幡「俺の事を気にかけてたのは、雪ノ下と…誰よりも完璧な『人間』であろうとする彼女の、真反対だと感じたからですか」
9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/12/02(月) 21:01:09.58 ID:13Y1vhMRO
陽乃「うん、それも正解。」
八幡「正解って…それじゃ雪ノ下は…」
陽乃「雪乃ちゃんが悪いんだよ?完璧に見えるものを追いかけて…そして追いついて私を壊そうとする…仮面の内側に入り込んで来ようとする…」
10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/02(月) 21:11:04.76 ID:Zb0b7ONEo
ほうほう続けて
11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/12/02(月) 21:14:58.82 ID:13Y1vhMRO
八幡「…雪ノ下は…また報われないじゃないですか…」
陽乃「それも私が言った言葉だったね。」
八幡「全ての発言に裏があるようにしか見えない…」
12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/12/02(月) 21:23:20.68 ID:13Y1vhMRO
陽乃「やっぱり優しいんだね、比企谷くんは…優しくて、正しいよ」
八幡「でも…それは雪ノ下だって………あいつだって優しくて正しい人間ですよ…」
陽乃「それは違うよ。雪乃ちゃんは正しくなんかない。いや、人間としては正しいよ。正しすぎるね…だからこそ…雪乃ちゃんは優しくない」
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2013/12/02(月) 21:37:41.82 ID:13Y1vhMRO
八幡「…陽乃さんは…ずっと1人のまま誰にも心を開かず生きていくつもりですか」
陽乃「比企谷くんだけには私は心を開いていたと言っても良いぐらいなんだよ?本当は。」
八幡「それは…それも嘘ですよね」
14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/12/02(月) 21:44:21.48 ID:13Y1vhMRO
八幡「…それを本心で言っているなんて考えられないです」
陽乃「あはは、そうかもね。でもね?」
八幡「はい?」
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